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Interstage Application Server V12.0.0 MessageQueueDirector説明書
FUJITSU Software

6.2.1 クラスタサービスの構成の決定

MQDをクラスタシステムで動作させるためのクラスタサービスの構成を決定します。

6.2.1.1 クラスタサービスの構成の決定(WSFCの場合)

WSFCではクラスタサービスの構成単位をリソースグループと呼びます。

MQDをクラスタシステムで動作させるためには、MQD用のリソースグループを決定する必要があります。MQDはInterstageと同じリソースグループに所属させ、業務の引継ぎ単位を考慮してリソースグループを決定する必要があります。図6.3 MQDのリソースグループ構成にMQDの基本的なリソースグループの構成を示します。

図6.3 MQDのリソースグループ構成

6.2.1.2 クラスタサービスの構成の決定(PRIMECLUSTERの場合)

PRIMECLUSTERではクラスタサービスの構成単位をuserApplicationと呼びます。

MQDをクラスタシステムで動作させるためには、MQD用のuserApplicationを決定する必要があります。MQDはInterstageと同じuserApplicationに所属させ、業務の引継ぎ単位を考慮してuserApplicationを決定する必要があります。図6.4 MQDのリソースグループ構成にMQDの基本的なuserApplicationの構成を示します。

図6.4 MQDのリソースグループ構成