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Interstage Application Server V12.0.0 MessageQueueDirector説明書
FUJITSU Software

5.2.6 運用中の通信定義追加機能

運用中の通信定義追加機能とは、イベントチャネル連携サービスが運用中に通信定義の追加を簡易的におこなう機能です。通信定義の変更や削除はできません。

通信定義の追加とは、以下を指します。

稼動中の通信定義の追加機能を図5.22 運用中の通信定義の追加機能に示します。

図5.22 運用中の通信定義の追加機能

[図の説明]

  1. 追加するサーバおよび追加するキューの情報をサービス定義へ記述します。

  2. mqdnsgwdefコマンドを実行し、追加するサービス定義をイベントチャネル連携サービスへ登録します。

  3. 受信側のサーバで、追加する受信キューを反映します。mqdnsgwcommコマンドで行います。

  4. 送信側のサーバで、新たに非同期通信を行う新規サーバ、および追加する送信キューを反映します。mqdnsgwcommコマンドで行います。

  5. 受信側のイベントチャネル連携サービスでは、mqdnsgwcommコマンドによってサービス定義の反映が指示されると、新たな構成でメッセージを受信します。

  6. 送信側のイベントチャネル連携サービスでは、mqdnsgwcommコマンドによってサービス定義の反映が指示されると、新たな構成でメッセージを送信します。