Interstage HTTP Server(Apache HTTP Server 1.3ベース)とInterstage HTTP Server 2.2(Apache HTTP Server 2.2ベース)の互換情報として、機能仕様の違いを以下の表に示します。
注意
Interstage HTTP Serverの一部の機能は、Interstage HTTP Server 2.2では使用できません。Interstage HTTP Server 2.2において使用可能な機能を設定して運用してください。
ここでは、主要な機能の違いについて説明しています。
Interstage HTTP Server 2.2の詳細な機能内容については、本マニュアルの各説明を参照してください。
Interstage HTTP Serverの詳細な機能内容については、移行するInterstage HTTP Serverのバージョンの「Interstage HTTP Server 運用ガイド」を参照してください。
また、Interstage HTTP Serverのバージョン・レベルアップ時に追加した機能内容については、移行するInterstage HTTP Serverのバージョンの「アップデート情報」を、変更内容については「移行ガイド」を参照してください。
項目 | 機能仕様の違い | ||
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Interstage HTTP Server | Interstage HTTP Server 2.2 | ||
機能 | ポート番号 | インストール時にデフォルト値で設定すると、以下のポート番号を使用します。
| インストール時にデフォルト値で設定すると、以下のポート番号「80」を使用します。 |
オンライン照合機能 | [V5.0の場合] | サポートしていません。 | |
Serverヘッダ抑止 |
| サポートしていません。 | |
環境設定 | Interstage管理コンソール |
| サポートしていません。 |
環境定義ファイル(httpd.conf) | インストールパスがデフォルトの場合、以下に格納されます。
| インストールパスがデフォルトの場合、以下に格納されます。
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ディレクティブの違いについては、「環境定義ファイル(httpd.conf)のディレクティブの変更内容」を参照してください。 | |||
運用・保守 | 起動 | 以下のいずれかの方法でWebサーバを起動します。
| 以下のいずれかの方法でWebサーバを起動します。
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停止 | 以下のいずれかの方法でWebサーバを停止します。
| 以下のいずれかの方法でWebサーバを停止します。
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自動起動/自動停止 |
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以下のシェルスクリプトで自動起動/自動停止しないように設定します。 | ||
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以下のunitファイルで自動停止を行います。 | ||
[V7以降の場合]
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アクセスログ | 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
| 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
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アクセスログの出力形式については、「10.3.2 移行時の注意事項」の「アクセスログの出力形式」を参照してください。 | |||
エラーログ | 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
| 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
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トレースログ | トレースログは、出力されません。 | 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
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オペレーションログ | 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
| オペレーションログは、出力されません。 | |
保守用ログ | 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
| 同一内容の保守用ログは、出力されません。 | |
保守管理用ログ | 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
| 保守管理用ログは、出力されません。 | |
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動作状態表示方法 | 以下のどちらかの方法で動作状態を表示します。
| サーバステータスの監視機能で動作状態を表示します。 | |
メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行)方法 | 以下のいずれかの方法でバックアップ・リストアを行います。
| 以下のいずれかの方法でバックアップ・リストアを行います。
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| 以下の方法でクラスタサービスの環境を設定します。
| 以下の方法でクラスタサービスの環境を設定します。
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CGIプログラムへのアクセス時の動作 |
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コマンド | 同じ機能のコマンド | [V6以前の場合] [V7以降の場合] | ahsbackup |
[V7以前の場合] [V8の場合] | 同じ機能のコマンドは、ありません。 | ||
[V6以前の場合] [V7以降の場合] | ahsrestore | ||
ihsrlog | ahsrlog | ||
コマンド格納先 | インストールパスがデフォルトの場合、以下に格納されます。
| インストールパスがデフォルトの場合、以下に格納されます。
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メッセージ | 出力メッセージ | 以下のメッセージが出力されます。
| 以下のメッセージが出力されます。
|
< >:< >内は、可変情報であることを示します。