CORBAサービスの動作環境ファイルについて説明します。各ファイルは、以下に格納されます。
C:\Interstage\ODWIN\etc (インストールパスはデフォルト)
/etc/opt/FSUNod
(インストールパスはデフォルト、
インストール時に動作環境ディレクトリ(“Fixed configuration install directory”)として変更可能)
/etc/opt/FJSVod
(Interstage Application Server Enterprise Editionにおいて提供)
config
gwconfig
inithost/initial_hosts
queue_policy
nsconfig
irconfig
(Interstage Application Server Standard-J Editionにおいて提供)
config
inithost/initial_hosts
queue_policy
nsconfig
irconfig
上記以外のファイルは、CORBAサービスの動作環境としてカスタマイズできません。エディタなどで編集しないでください。
上記のファイル内に日本語は記載できません。
システムの異常停止などに起因して動作環境ファイルなどの資源が破壊されると、CORBAサービスが正常に起動できない場合があります。
正常に起動できない、かつ以下のメッセージが発生する場合は、資源が破壊されている可能性があるので、環境の再構築を行うか、バックアップした資源を復元してCORBAサービスの再起動を行う必要があります。
メッセージ番号:od10400, od10402, od10404, od10406, od10504, od10509, od10510
万が一のため、運用環境を構築したら資源のバックアップを行うことを推奨します。
バックアップについては、“運用ガイド(基本編)”の“メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)”で説明されています。