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Systemwalker Operation Manager  Consolidation Option ユーザーズガイド
FUJITSU Software

9.1.6 mpbkosys サブシステムのバックアップコマンド

記述形式

mpbkosys -b Directory -sys サブシステム番号 [-d]

機能説明

Systemwalker Operation Managerサーバ上の環境定義情報やジョブのスケジュール情報といった運用管理情報のうち、サブシステムごとに管理している情報を、指定したディレクトリにバックアップします。

指定したサブシステムについて、以下の情報をバックアップします。各情報の詳細については、“Systemwalker Operation Manager 導入ガイド”の“定義情報ファイルの格納先”を参照してください。

オプション

-b Directory

バックアップ先のディレクトリ名をフルパスで指定します。指定したディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成されます。バックアップ先のディレクトリ名は、半角英数字で指定し、空白を含むことはできません。

-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、バックアップ対象のサブシステムを指定するためのオプションです。バックアップ対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。

-d

バックアップ時に確認メッセージを一切出力せずに、サイレントモードで資産をバックアップさせる場合に指定します。本オプションを指定する場合は、バックアップ先ディレクトリを空にしておく必要があります。バックアップ先ディレクトリにファイルが存在していた場合、コマンドは、エラー終了します。

復帰値

復帰値

0

正常終了

1

異常終了

コマンド格納場所

Linux

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限

システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。

使用例

バックアップ先ディレクトリ“/backup”、サブシステム1をバックアップする例を以下に示します。

/opt/systemwalker/bin/mpbkosys -b /backup -sys 1

注意事項

参考

ジョブとして登録する

mpbkosysコマンドをジョブとしてスケジュールすることができます。ジョブとして登録する場合は、必ず以下を行ってください。

  • バックアップを行う前に、バックアップ先のディレクトリが空になっていることを確認します。

  • -dオプションを指定し、バックアップ時に確認メッセージを一切出力しないようにします。