記述形式
mprsosys -b Directory |
機能説明
mpbkosysコマンドでバックアップした、Systemwalker Operation Managerサーバのサブシステムの情報を、同じバージョンレベルのSystemwalker Operation Managerにリストアします。バックアップしたサブシステムと同じサブシステム番号にリストアします。
オプション
-b Directory
資産がバックアップされているディレクトリ名をフルパスで指定します。ディレクトリ名は、半角英数字で指定し、空白を含むことはできません。
復帰値
復帰値 | 意 味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
1 | 異常終了 |
コマンド格納場所
Linux | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
使用例
“/backup”にバックアップされているサブシステムの資産を、リストアする例を以下に示します。
/opt/systemwalker/bin/mprsosys -b /backup |
注意事項
本コマンドはフルパスで使用してください。
本コマンドを実行すると、リストア対象のサブシステムのジョブスケジューラデーモンおよびジョブ実行制御デーモンが停止します。リストア対象以外のサブシステムは停止しません。停止されたデーモンは自動起動されません。
本コマンドを実行する前に、必ず以下を確認してください。
バックアップ先ディレクトリへのアクセスが可能かどうか。
リストアすることができるのは、本バージョンレベルのバックアップコマンドでバックアップされた資産に限ります。また、リストア対象のサブシステムが作成されている必要があります。
異なるOS種別、インストール種別、コード系、インストールディレクトリのバックアップデータは、リストアできません。また、異なるサブシステム番号へのリストアはできません。
下記条件を、バックアップ元とリストア先で揃えてください。
OSに登録されているユーザ名、パスワード、ユーザグループ名
本コマンドをSystemwalker Operation Managerのジョブから実行した場合、Systemwalker Operation Managerの動作は保証されません。