リソースを割り当てる単位について検討します。
Consolidation Optionでは、スケジュールサーバ、実行サーバともに、サブシステムごとにCPUやメモリのリソースを割り当ててリソースを分離することができます。
サブシステム内で動作するジョブのリソースの割り当ては、すべてサブシステムごとのリソースの制限の範囲内です。
データベースと合わせてリソースを分離したい場合
業務によっては、データベースなどのプロセス間通信を行うジョブが含まれる場合がありますが、接続先のリソースの利用は制限の範囲外となります。
データベースのリソースの使用量も合わせて制御したい場合には、サブシステムとデータベースを同じcgroup名にするようにします。同じ一つのcgroupに入れることで、データベースと合わせてリソースを分離することができます。このような場合には、対象とするデータベースのcgroup名に合わせるよう、サブシステムのcgroup名を変更してください。変更方法については、“4.5.2 データベースと合わせてリソースを制限する”を参照してください。