本節では、Systemwalkerスクリプト制御の標準出力メッセージについて説明します。
【メッセージの意味】
起動時に指定したパラメタに誤りがあります。
【システムの処理】
スクリプトは実行されません。
【利用者の処置】
起動パラメタを正しく指定して、スクリプトを起動しなおしてください。
【メッセージの意味】
メモリ不足のため、コマンドを実行できません。
【システムの処理】
スクリプトは実行されません。
【利用者の処置】
システム管理者に連絡してください。
【システム管理者の処置】
不要なアプリケーションを終了してください。
【メッセージの意味】
Systemwalkerインストールパスの取得に失敗したため、コマンドが実行できません。
【システムの処理】
スクリプトは実行されません。
【利用者の処置】
システム管理者に連絡してください。
【システム管理者の処置】
Systemwalkerのインストールが正常に終了していない可能性があります。Systemwalkerをインストールしなおしてください。
【メッセージの意味】
%1に示された実行ファイルの起動処理に失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: 起動に失敗したプロセス名
【システムの処理】
スクリプトは実行されません。
【利用者の処置】
システム管理者に連絡してください。
【システム管理者の処置】
Systemwalkerのインストールが正常に終了していない可能性があります。Systemwalkerをインストールしなおしてください。
【メッセージの意味】
起動したプロセスの状態取得に失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: 状態取得に失敗したプロセス名
%2: 状態取得に失敗したプロセスのプロセスID
【システムの処理】
スクリプトの起動には成功しています。スクリプトは動作中の可能性があります。swotclshは終了します。
【利用者の処置】
実行したスクリプトに誤りがないか確認してください。現在実行中のスクリプト実行コマンドをすべて終了してから、コマンドを起動しなおしてください。
【利用者の処置】
スクリプトの起動には成功していますので対処は不要です。多発する場合はシステム管理者に連絡してください。
【システム管理者の処置】
再現する場合は、作成したスクリプトと共に富士通技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
%1に示されたファイルのオープンに失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: オープンに失敗したファイルのパス名
【システムの処理】
スクリプトが実行されたかは不定です。swotclshは終了します。
【利用者の処置】
システム管理者に連絡してください。
【システム管理者の処置】
当メッセージに示されたファイルおよびファイルが存在するディレクトリのアクセス権があるか確認し、アクセスできない原因を取り除いてください。
【メッセージの意味】
%1に示されたファイルの読み込みに失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: 読み込みに失敗したファイルのパス名
【システムの処理】
スクリプトが実行されたかは不定です。swotclshは終了します。
【利用者の処置】
システム管理者に連絡してください。
【システム管理者の処置】
当メッセージに示されたファイルが存在した場合はアクセスできない原因を取り除いてください。
【メッセージの意味】
内部処理で異常が発生しました。
【パラメタの意味】
%1: 異常の発生箇所を示す詳細コード
【システムの処理】
スクリプトが実行されたかは不定です。swotclshは終了します。
【利用者の処置】
以下の情報から、スクリプトが実行されたか確認してください。
スクリプトのトレース
トレースは、デフォルトで以下のディレクトリに格納されます。
【Windows版】
Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\mpfwtco\trc
【UNIX版】
/var/opt/FJSVfwtco/trc
または、ユーザがスクリプト内のトレース取得処理で指定した任意の格納先へ格納されます。スクリプトのトレースについては、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。
スクリプトの出力情報
スクリプト内にファイルや標準出力に情報を出力する処理を記述している場合に、指定した出力先に出力される情報です。情報を出力する処理がない場合は出力情報はありません。
実行されていた場合は、対処不要です。実行されていない場合には、再度実行してください。現象が多発する場合は技術員に連絡してください。
【システム管理者の処置】
再現する場合は、作成したスクリプトと共に富士通技術員に連絡してください。