本節では、カレンダコマンドの出力メッセージについて説明します。
【メッセージの意味】
指定したディレクトリは存在していません。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
クラスタシステムをオンラインの状態にし、指定した共有ディスク上のディレクトリが参照可能な状態になっていることを確認してください。
【メッセージの意味】
パラメタの指定に誤りがあります。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
パラメタの指定内容の確認を行った後、再度実行を行ってください。
【メッセージの意味】
カレンダ環境設定ファイルの変更に失敗しました。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
Systemwalker Operation Managerのインストールディレクトリにアクセス制限が設定されていないか確認してください。システム管理者の、参照権と更新権が必要です。
【メッセージの意味】
カレンダサービスが起動していません。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
カレンダサービスの起動を行った後、再度実行を行ってください。
【メッセージの意味】
カレンダデーモンが起動していません。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
カレンダデーモンの起動を行った後、再度実行を行ってください。
【メッセージの意味】
カレンダサービスが起動中になっています。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
カレンダサービスの停止を行った後、再度実行を行ってください。
【メッセージの意味】
カレンダデーモンが起動中になっています。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
カレンダデーモンの停止を行った後、再度実行を行ってください。
【メッセージの意味】
実行を行うためのユーザ権限がありません。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
システム管理者によって再度実行を行ってください。
【メッセージの意味】
エディションが異なるため起動することができません。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
本機能はSE版の製品ではご使用になれません。
【メッセージの意味】
反映先ホスト定義ファイル(calcphost.def)の読み込みに失敗しました。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
以下を確認してください。
反映先ホスト定義ファイル(calcphost.def)が以下の場所に存在しない場合は、コマンドcalsetclusterを実行し、クラスタ設定を行った後、再度実行してください。
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MPWALKER.JM\mpjmcal\etc\calcphost.def
/var/opt/FJSVjmcal/etc/calcphost.def
/opt/FHPjmcal/etc/calcphost.def
/opt/FAIXjmcal/etc/calcphost.def
ファイルがすでに存在している場合は、反映先ホスト定義ファイル(calcphost.def)が不正な書式になっている恐れがあります。記述を見直し正しく記入してください。
Systemwalker Operation Managerのインストールディレクトリにアクセス制限が設定されていないか確認してください。
【メッセージの意味】
反映先ホスト定義ファイル(calcphost.def)の作成・変更に失敗しました。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
Systemwalker Operation Managerのインストールディレクトリにアクセス制限が設定されていないか確認してください。システム管理者の、参照権と更新権が必要です。
【メッセージの意味】
コンピュータ名、グループ名、ユーザ名の情報取得に失敗しました。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
OSのネットワーク設定が正しく行われているか確認してください。
【メッセージの意味】
メモリが不足しています。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
他のソフトウェアを終了させてください。
【メッセージの意味】
Systemwalker Operation Managerに必要なレジストリ情報が存在しません。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
Systemwalker Operation Managerを再インストールしてください。問題が解決しない場合は、保守情報収集ツールで“電源制御_カレンダ”の機能を選択して調査資料を採取し、富士通技術員までご連絡ください。
【メッセージの意味】
Systemwalker Operation Managerに必要なレジストリ情報の取得ができません。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
Systemwalker Operation Managerを再インストールしてください。問題が解決しない場合は、保守情報収集ツールで“電源制御_カレンダ”の機能を選択して調査資料を採取し、富士通技術員までご連絡ください。
【メッセージの意味】
現在登録されているパス情報のディレクトリが存在していません。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
現在登録済みのパス情報をcalregpath -refコマンドで確認し、指定のパスを参照できるように設定してください。パス情報については、“Systemwalker Operation Managerリファレンス集”を参照してください。
【メッセージの意味】
データの移動に失敗しました。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
現在登録されているパス情報のディレクトリ配下、およびパラメタに指定したパスのディレクトリ配下にアクセス制限が設定されていないか確認してください。パス情報については、“Systemwalker Operation Managerリファレンス集”を参照してください。
【メッセージの意味】
指定したパス情報の記述が不適切です。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
指定したパス情報の記述を確認し、再度実行してください。
【メッセージの意味】
カレンダデーモンの起動順序を変更することができません。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
以下のファイルの作成・削除が可能なアクセス権限があることを確認してください。
Solaris版: /etc/rc3.d/S28JMCAL
HP-UX版: /sbin/rc3.d/S28JMCAL
Linux版: /etc/rc3.d/S28JMCAL
【メッセージの意味】
カレンダについてのクラスタ運用の設定がされていません。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
コマンド“calsetcluster”を使用し、クラスタの設定を行ってください。その後、再度実行してください。
【メッセージの意味】
カレンダ環境設定ファイルの読み込みに失敗しました。
【パラメタの意味】
detail=0xXX: エラー詳細コードが存在する場合は、エラー詳細コードが表示されます。
【システムの処理】
処理を中止します。
【システム管理者の処置】
再度実行しても失敗する場合は、calsetclusterコマンドでカレンダ情報の自動反映の設定を実施してください。設定方法については“Systemwalker Operation Managerリファレンス集”を参照してください。