本節では、MpPmonOで始まるメッセージについて説明します。
MpPmonOで始まるメッセージは、プロセス監視が出力するメッセージです。
【メッセージの意味】
プロセス監視が起動しました。
【メッセージの意味】
プロセス監視が停止しました。
【メッセージの意味】
プロセス監視により、Systemwalkerのプロセスの異常を検出しました。Systemwalkerのプロセスが正常に動作をしているか確認をする必要があります。
【パラメタの意味】
XXXX:プロセス名
【システム管理者の処置】
“Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド”の“プロセスの異常が表示される”を参照し、対処を行ってください。
【メッセージの意味】
プロセス監視を開始することができませんでした。プロセス監視機能の定義情報に誤りがある可能性があります。
【パラメタの意味】
YYYY: 詳細コード
【システム管理者の処置】
プロセス監視機能の定義情報が誤っている可能性があります。プロセス監視の動作環境定義ファイル(mppmon.ini)の[Common]セクションの値を見直してください。
プロセス監視の動作環境定義ファイル格納先:
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpcmtool\
pmon\etc\mppmon.ini
/etc/opt/FJSVftlo/pmon/mppmon.ini
【メッセージの意味】
プロセス監視を行うための情報を取得できませんでした。
詳細コードが61~65の場合、システムリソースが一時的に不足している可能性があります。
詳細コードが、61の場合
プロセスを生成できないなど、システムの負荷が高い状態で発生します。
詳細コードが、63の場合
プロセスの実行に時間がかかっているなど、システムの負荷が高い状態で発生します。
詳細コードが、64の場合
デスクトップヒープ不足など、システムの負荷が高い状態で発生します。
詳細コードが、65の場合
ディスク容量不足やファイルシステムのinode不足など、システムやI/O負荷が高い状態で発生します。
また、ウィルス対策ソフトが動作中にプロセス監視の監視処理が行われた場合、監視情報の取得に失敗し本メッセージが出力される場合があります。
【パラメタの意味】
YYYY: ファイル名(フルパス)またはコマンド名(引数も含む)
ZZZZ: 詳細コード
【システム管理者の処置】
メッセージ出力が1回の場合
対処は不要です。このメッセージによるSystemwalker Operation Managerの運用への影響はありません。
監視間隔ごとにメッセージが出力される場合
保守情報収集ツールにより、すべての機能の情報を採取し、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
プロセス監視の起動待ちに失敗しました。まだ起動していないプロセスの異常を検出する可能性があります。
【システム管理者の処置】
保守情報収集ツールにより、“共通ツール”機能の情報を採取し、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
プロセス監視の監視間隔待ちに失敗しました。プロセスの異常を検出する可能性があります。
【システム管理者の処置】
保守情報収集ツールにより、“共通ツール”機能の情報を採取し、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
プロセス監視を行うための情報の取得に失敗した可能性があります。
【パラメタの意味】
YYYY: ファイル名(フルパス)またはコマンド名(引数も含む)
ZZZZ: 詳細コード
【システム管理者の処置】
保守情報収集ツールにより、すべての機能の情報を採取し、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
Systemwalker の部分停止に対応するための、プロセス監視内部の処理に失敗しました。部分停止時に、部分停止したプロセスを異常として検出する可能性があります。
【パラメタの意味】
YYYY: 自ホストのIPアドレス
【システム管理者の処置】
保守情報収集ツールにより、“共通ツール”機能の情報を採取し、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
プロセス監視機能において、異常を検出しましたが通知に失敗しました。
【システム管理者の処置】
保守情報収集ツールにより、すべての機能の情報を採取し、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
プロセス監視機能のサービスの停止に失敗しました。
【パラメタの意味】
YYYY: 詳細コード
【システム管理者の処置】
保守情報収集ツールにより、“共通ツール”機能の情報を採取し、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
システムが過負荷なためプロセス監視を行えません。
【システム管理者の処置】
システムが安定して監視を再開するまでお待ちください。メッセージが連続して出ない場合は、監視を再開できます。
【メッセージの意味】
プロセス監視機能がシステムからプロセス情報を取得できませんでした。
【システム管理者の処置】
監視を再開するまでお待ちください。メッセージが連続して出ない場合は、監視を再開できます。
【メッセージの意味】
プロセス監視機能の異常通知において、運用管理クライアントへの通知に失敗しました。運用管理クライアントへの通知機能は、Systemwalker CentricMGR V10.1/V10.0L20以降の運用管理サーバが導入されている場合のみ有効な機能です。それ以外の環境で機能を有効にしている可能性があります。
【システム管理者の処置】
プロセス監視機能の定義情報が誤っている可能性があります。プロセス監視の動作環境定義ファイル(mppmon.ini)の[Notification]セクションの値を見直してください。
プロセス監視の動作環境定義ファイル格納先:
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpcmtool\
pmon\etc\mppmon.ini
/etc/opt/FJSVftlo/pmon/mppmon.ini
【メッセージの意味】
プロセス監視機能の異常通知において、上位サーバへの通知に失敗しました。上位サーバへの通知機能は、Systemwalker CentricMGR V10.1/V10.0L20以降が導入されている場合のみ有効な機能です。それ以外の環境で機能を有効にしている可能性があります。
【システム管理者の処置】
保守情報収集ツールにより、すべての機能の情報を採取し、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
プロセス監視の異常通知において、ユーザ定義のコマンドが実行されませんでした。
【システム管理者の処置】
保守情報収集ツールにより、“共通ツール”機能の情報を採取し、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
プロセス監視機能の異常通知に必要な情報を取得できませんでした。
【パラメタの意味】
YYYY: 詳細コード
【システム管理者の処置】
プロセス監視機能の定義情報が誤っている可能性があります。プロセス監視の動作環境定義ファイル(mppmon.ini)の[Notification]セクションの値を見直してください。
プロセス監視の動作環境定義ファイル格納先:
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpcmtool\
pmon\etc\mppmon.ini
/etc/opt/FJSVftlo/pmon/mppmon.ini
【メッセージの意味】
プロセス監視機能の定義情報に設定された通知先サーバが不正です。
【パラメタの意味】
YYYY: 詳細コード
【システム管理者の処置】
プロセス監視機能の定義情報が誤っている可能性があります。プロセス監視の動作環境定義ファイル(mppmon.ini)の[Notification]セクションの値を見直してください。
プロセス監視の動作環境定義ファイル格納先:
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpcmtool\
pmon\etc\mppmon.ini
/etc/opt/FJSVftlo/pmon/mppmon.ini
【メッセージの意味】
プロセス監視の異常通知において、上位サーバへの通知に失敗しました。上位サーバへの通知機能は、Systemwalker CentricMGR V10.1/V10.0L20以降が導入されている場合のみ有効な機能です。それ以外の環境で機能を有効にしている可能性があります。また、Systemwalker Centric Manager システム監視の通知先が定義されていない可能性があります。
【パラメタの意味】
YYYY: 詳細コード
【システム管理者の処置】
プロセス監視の通知先はシステム監視の通知先を使用しています。システム監視の通知先が正しく設定されているか確認してください。
【メッセージの意味】
プロセス監視機能の定義情報に設定された自ホストのIPアドレス指定が不正です。
【パラメタの意味】
YYYY: 詳細コード
【システム管理者の処置】
プロセス監視機能の定義情報が誤っている可能性があります。プロセス監視の動作環境定義ファイル(mppmon.ini)の[Notification]セクションの値を見直してください。
プロセス監視の動作環境定義ファイル格納先:
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpcmtool\
pmon\etc\mppmon.ini
/etc/opt/FJSVftlo/pmon/mppmon.ini
【メッセージの意味】
内部処理において、自ホストのIP アドレスの取得に失敗しました。
【パラメタの意味】
YYYY: 詳細コード
【システム管理者の処置】
Windows版の場合はlmhostsまたはhostsファイルに、UNIX版の場合は/etc/hostsファイルに、自ホストのホスト名およびIPアドレスを設定してください。