ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Runbook Automation クラスタ適用ガイド
Systemwalker

2.3.3 LDAP環境の構築と設定

LDAP環境の構築手順について説明します。

2.3.3.1 Interstageディレクトリサービスの環境構築

LDAPによる認証でSystemwalker Runbook Automationが提供するInterstageディレクトリサービスを使用する場合は、以下の手順でInterstageディレクトリサービスの環境を構築します。

また、他のLDAPを利用する場合は、利用するLDAPのマニュアルを参照してLDAP環境の構築を行ってください。

  1. 現用ノードで、共有ディスクをオンラインにします。

  2. 現用ノードで、Interstageディレクトリサービスの環境を構築します。

    構築方法は、“Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド”の“Interstageディレクトリサービスの環境構築”を参照してください。

    なお、構築する場合、以下を指定してください。

    • [簡易設定]の[データベース格納先]:共有ディスク上のディレクトリを指定します。

    • [アクセスログ定義]の[格納先]:共有ディスク上のディレクトリを指定します。

  3. 現用ノードで、irepbacksysコマンドを実行し、リポジトリの情報をバックアップします。

    例.

    irepbacksys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001 -confonly
  4. 取得したバックアップを、待機ノードにftpなどを使用して転送します。

  5. 現用ノードで、共有ディスクをオフラインにします。

  6. 待機ノードで、共有ディスクをオンラインにします。

  7. 待機ノードで、ireprestsysコマンドを実行し、リポジトリの情報をリストアします。

    例.

    ireprestsys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001 -confonly
  8. 待機ノードで、共有ディスクをオフラインにします

2.3.3.2 Active DirectoryまたはOpenLDAPの環境構築

Active DirectoryまたはOpenLDAPを利用する場合には、それぞれのマニュアルを参照して環境を構築してください。