LDAP環境の構築手順について説明します。
LDAPによる認証でSystemwalker Runbook Automationが提供するInterstageディレクトリサービスを使用する場合は、以下の手順でInterstageディレクトリサービスの環境を構築します。
また、他のLDAPを利用する場合は、利用するLDAPのマニュアルを参照してLDAP環境の構築を行ってください。
現用ノードで、共有ディスクをオンラインにします。
現用ノードで、Interstageディレクトリサービスの環境を構築します。
構築方法は、“Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド”の“Interstageディレクトリサービスの環境構築”を参照してください。
なお、構築する場合、以下を指定してください。
[簡易設定]の[データベース格納先]:共有ディスク上のディレクトリを指定します。
[アクセスログ定義]の[格納先]:共有ディスク上のディレクトリを指定します。
現用ノードで、irepbacksysコマンドを実行し、リポジトリの情報をバックアップします。
例.
irepbacksys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001 -confonly
取得したバックアップを、待機ノードにftpなどを使用して転送します。
現用ノードで、共有ディスクをオフラインにします。
待機ノードで、共有ディスクをオンラインにします。
待機ノードで、ireprestsysコマンドを実行し、リポジトリの情報をリストアします。
例.
ireprestsys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001 -confonly
待機ノードで、共有ディスクをオフラインにします
Active DirectoryまたはOpenLDAPを利用する場合には、それぞれのマニュアルを参照して環境を構築してください。