Telnetのログインプロンプトが以下のプロンプトでユーザー名およびパスワードを要求することを確認してください。これに適合しない場合、Telnetで運用操作部品を実行できません。
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xxx: 任意の文字列
ログイン後のプロンプト文字列の末尾が以下のいずれかと一致することを確認してください。一致しない場合、Telnetで運用操作部品を実行できません。
“$半角空白”
“$”
“%半角空白”
“%”
“#半角空白”
“#”
“>半角空白”
“>”
連携サーバ・業務サーバで通信の許可が必要になる通信ポートはTCPの23番です。
連携サーバ・業務サーバがWindowsの場合、接続に利用するユーザーは、以下の条件を満たしている必要があります。
接続に利用するユーザー | 条件 |
---|---|
Administrator | 利用可能 |
Administrator以外 | Administratorsグループに所属が必要 |
ドメインユーザー | AdministratorsグループおよびTelnetClientsグループに所属が必要 |
Telnet通信では、IPアドレスからホスト名を解決してから通信を開始します。
DNSサーバの逆引き参照ゾーンを定義していない場合は、ホスト名の名前解決に時間がかかることで運用操作部品の実行が遅くなる場合があるため、以下のいずれかを設定してください。
連携サーバ・業務サーバのhostsファイルに管理サーバを記載します。
DNSサーバの逆引き参照ゾーンの定義を行います。
連携サーバ・業務サーバがLinuxの場合、Telnet通信を利用したrootユーザーでの同時接続数は、システムにより制限されています。接続に利用するユーザーにrootユーザーを指定する必要がある場合は、1つの連携サーバ・業務サーバに対する運用操作部品の実行多重度に合わせて、システムの設定を変更してください。または、接続ユーザーには一般ユーザーを指定し、実行ユーザーにrootユーザーを指定するようにしてください。
システムの設定は、/etc/securettyファイルに以下の文字列を追加します。
pts/n
nは数字