機能説明
プロセスインスタンスの監査情報を取得します。終了したプロセスインスタンスの情報を取得します。
取得する情報については、“2.6 プロセスインスタンス監査情報ファイル”を参照してください。
記述形式
swrba_audit [-closedafter yyyy-mm-dd] [-closedbefore yyyy-mm-dd] |
オプション
監査情報を取得する日付を指定します。定期的にswrba_auditコマンドを実行する場合は、これらのオプションは不要です。
検索対象として、本オプションに指定した日付以降に終了したプロセスインスタンスが対象となります。以下の形式で指定してください。
yyyy-mm-dd
検索対象として、本オプションに指定した日付以前に終了したプロセスインスタンスが対象となります。以下の形式で指定してください。
yyyy-mm-dd
-closedafterのみを指定した場合は、指定された日付から現在までの期間に終了したプロセスインスタンスを対象として検索します。-closedbeforeのみを指定した場合は、指定された日付までの期間に終了したプロセスインスタンスを対象として検索します。上記以外の形式で指定された場合や2つの日付の関係が不正な場合はエラーとなります。
-closedbeforeおよび-closedafterオプションを指定しなかった場合は、前回、これらのオプションを指定せずにコマンドを実行したときより後に終了したプロセスインスタンスの情報を取得します。
-closedafterオプションまたは-closedbeforeオプションを指定した場合、監査ログ取得コマンドの動作実績に関係なく、オプションで指定した期間のプロセスインスタンスの情報を取得します。
復帰値
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
1 | パラメーターエラー |
2 | 認証エラー |
3 | BPMアクセスエラー |
4 | 内部エラー |
5 | 権限エラー |
6 | ファイル入出力エラー |
不定 | 強制終了 |
コマンド格納場所
【Windows】
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストールディレクトリ]\bin |
【Linux】
/opt/FJSVswrbam/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。Windows Server 2008以降の場合は、管理者として実行してください。
管理サーバで実行可能です。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)の権限が必要です。
管理サーバで実行可能です。
注意事項
swrba_adminコマンドを使用して、任意の期間のプロセスインスタンスの削除を行った場合、削除された期間のプロセスインスタンスの情報は取得できなくなります。