機能説明
CMDBから構成アイテムをエクスポートします。結果は、指定されたファイルもしくは標準出力にXML形式で出力されます。
記述形式
【Windows】
ciexport.exe -q xpath=条件指定 [-x 出力ファイル] |
【Linux】
ciexport.sh -q xpath=条件指定 [-x 出力ファイル] |
オプション
出力条件をXPath形式で指定します。XPathは、XMLドキュメントの特定の部分を指し示すための言語で、以下のような指定が可能です。
すべてのLogicalServerを検索
/%LogicalServer
svr001というnameを持つLogicalServerを検索
/%LogicalServer[./#observed/rc:LogicalServer/@name = 'svr001']
ソフトウェア“Systemwalker Centric Manager”がインストールされているLogicalServerを検索
/%InstalledSoftware[./#observed/rc:InstalledSoftware/@productName = 'Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition V13.2.0']/&GRelation/%LogicalServer
ポイント
通常のXPathの軸(axis)に対して、“%”“&”“#”を用いたCMDB独自の拡張が追加されています。
“%”は構成アイテムを表します。%の後に構成アイテムのタイプ名を指定します。例えば、“%LogicalServer”は構成アイテム“LogicalServer”を表します。
“&”はリレーションを表します。&の後にリレーションのタイプ名を指定します。通常は“&GRelation”を指定してください。
/%LogicalServer/&GRelation/%InstalledSoftwareのように記述することで、LogicalServerと関連しているInstalledSoftwareを検索できます(検索結果はInstalledSoftwareです)。
“#”はレコードを表します。“#expected”は設計レコードを、“#observed”は実態レコードを表します。
構成アイテムの定義については、“第6章 構成アイテム形式”を参照してください。
結果を出力するファイル名を指定します。省略すると標準出力に出力します。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
【Windows】
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdbm\bin |
【Linux】
/opt/FJSVcmdbm/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。ご利用OSがWindows Server 2008以降の場合は、管理者として実行してください。
管理サーバで実行可能です。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)の権限が必要です。
管理サーバで実行可能です。