機能説明
CMDBマネージャで管理されているエージェントの表示や削除、自動収集処理の抑止・抑止解除の機能を提供します。
記述形式
【Windows】
mdradmin.exe -l mdradmin.exe -R エージェントID mdradmin.exe -c {activate|inactivate} エージェント種別 |
【Linux】
mdradmin.sh -l mdradmin.sh -R エージェントID mdradmin.sh -c {activate|inactivate} エージェント種別 |
オプション
マネージャが認識しているエージェントの情報(エージェントIDと名前、エンドポイントリファレンス)を表示します。
マネージャからエージェントを削除します。エージェントIDは、本コマンドの“-l”オプションの出力結果のMDR-IDの部分です。
activateとinactivateのどちらかを指定します。
activate
エージェントの自動更新処理の抑止を解除します。
inactivate
エージェントの自動更新処理を抑止します。
また、指定可能なエージェント種別を以下に示します。
AGT_CENTINV
Systemwalker Centric Managerのインベントリ情報を収集するエージェント。
AGT_CENTREP
Systemwalker Centric Managerのノード情報を収集するエージェント。
AGT_INV
業務サーバのITリソース情報を自動収集するエージェント。
AGT_ADSC
ノードを自動検出しノード情報を収集するエージェント
オプションの組み合わせ
組み合わせ可能なオプションは、以下に示すとおりマネージャと連携サーバで異なります。
管理サーバ
mdradmin.[exe|sh] -l
mdradmin.[exe|sh] -R エージェントID
連携サーバ
mdradmin.[exe|sh] -c {activate|inactivate} エージェント種別
なお、マネージャ上で本コマンドを実行する場合、“-l”で表示されるエージェントは、少なくとも1回は収集した情報をマネージャに通知した実績のあるエージェントです。これは、最初の情報通知で、マネージャがエージェントの存在を認識することができるためです。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
管理サーバ
【Windows】
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdbm\bin |
【Linux】
/opt/FJSVcmdbm/bin |
連携サーバ
【Windows】
%SWCMDB_INSTALL_PATH%\FJSVcmdba\bin ※環境変数“%SWCMDB_INSTALL_PATH%”には、Systemwalker Runbook Automationのエージェントに含まれるCMDBエージェントのインストール先が設定されます。 |
【Linux】
/opt/FJSVcmdba/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。ご利用OSがWindows Server 2008以降の場合は、管理者として実行してください。
管理サーバおよび連携サーバで実行可能です。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)の権限が必要です。
管理サーバおよび連携サーバで実行可能です。