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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
Systemwalker

4.8 プロセスレポートの使用

プロセス定義のレポートをHTMLおよびMS-PowerPoint形式で作成できます。 この機能は、プロセス定義の概要を理解する必要があるユーザーに役立ちます。そのユーザーは、本製品に対する技術的詳細を理解する必要はなく、本製品を使用して設計しているシステムのビジネス特有の情報を理解する必要があります。例えば、銀行の支配人は銀行のクレジットカードと貸出方式に関する詳細を理解する必要がありますが、そのシステムに関係する本製品の詳細は理解する必要はありません。

以下のレポートを作成できます。

このレポートには以下が含まれます。

レポートに含まれるノードの詳細は、以下のとおりです。

Activityは、タスクとして表示されます。

HTMLレポートは詳細をテーブルで表示します。各ActivityとCompound Activityの詳細は別々のテーブルに表示されます。

MS-PowerPointレポートはプロセス定義の主なActivityとCompound Activityの詳細を別々のスライドで表示します。Compound Activityの子ノードは関する詳細は1つのスライドに表示されます。

注意

タスクの期限に関する時刻コードと日付コードとしてAppendix(付録)をレポートの末尾に追加しています。時刻コードと日付コードの詳細は、“6.22.3 時刻コードと日付コード”を参照してください。

注意

レポートには、プロセス定義のトリガ、タイマー、アクションセット、エージェント、およびユーザ定義属性の情報を含んでいません。

注意

レポートには、人が作業する必要があるタスクだけを含んでいます。これらのタスクは、ActivityとVoting Activityです。

作成されたレポートは、アプリケーションプロジェクトのDocumentsフォルダに保存されます。デフォルトで、レポートは[プロセスレポートの生成]ダイアログのタイトルフィールドに入力した名前で保存されます。

Documentsフォルダに対して以下の操作を実行できます。

注意

PDFドキュメントを作成することはできません。