サブプロセス定義をもつ親プロセス定義を使用する場合、親プロセス定義とサブプロセス定義に複数のバージョンが存在することがあります。親プロセス定義を起票して、サブプロセス定義を使用するときに、特定のバージョンのサブプロセス定義を使用したいことがあります。この機能を使用すると、親プロセス定義のバージョンと同じサブプロセス定義のバージョンを使用することができます。
サブプロセス定義を実行するときに、親プロセス定義と同じバージョンのサブプロセス定義を検索し、それが利用可能であるならば、サブプロセスインスタンスは作成されます。利用可能でないならば、エラーが発生します。
例えば、アプリケーションプロジェクト(APP01)に、親プロセス定義A(バージョン1)と2つのサブプロセス定義B(バージョン2)とC(バージョン3)が存在するとします。
親プロセス定義Aの[同じバージョンのサブプロセス定義を使用する]をチェックして、APP01をアップロードすると、A、B、およびCのバージョンは4になります。 このバージョンは以下の方法で計算されます。新しいバージョン=更新されるプロセス定義の最大のバージョン番号+1。 この場合、親プロセス定義A(バージョン4)はバージョン4のサブプロセス定義を検索します。また、BとCには、バージョン4が存在し、プロセスインスタンスは開始されます。
サブプロセス定義の同じバージョンを使用したい場合、アプリケーションを更新している間、サブプロセス定義と同様に親プロセス定義を更新する必要があります。
注意
この機能を使用する場合、親プロセス定義と同じバージョンのサブプロセス定義が存在することを確認してください。
注意
この機能は、Subprocess ノードとChained Process ノードにのみ適用されます。
注意
この機能は、親プロセス定義とサブプロセス定義を選択して、[アプリケーションのアップロード]を実行した場合のみ有効です。
同じバージョンのサブプロセス定義を使用する方法について説明します。
親プロセス定義の[プロパティ]ビューの[一般]タブを選択します。
[同じバージョンのサブプロセス定義を使用する]をチェックします。