ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 リリース情報
FUJITSU Software

2.3.4 V3.2.0とV3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)の非互換情報

2.3.4.1 L-Platform利用申請時のデータディスクのディスク名の初期値について

変更内容

L-Platform利用申請時のデータディスクのディスク名の初期値を変更しました。

影響

L-Platform利用申請時のデータディスクのディスク名の初期値が変わります。

対処方法

対処は不要です。

2.3.4.2 マネージャーのセットアップおよびアンセットアップの廃止

変更内容

マネージャーのセットアップおよびアンセットアップを廃止しました。

マネージャーのインストール時にセットアップが実施されます。また、マネージャーのアンインストール時にアンセットアップが実施されます。

対処方法

お客様が作成しているシステムの導入ガイドにセットアップおよびアンセットアップが記載されている場合、導入ガイドを改版する必要があります

2.3.4.3 アップグレードインストール画面の変更について【Windowsマネージャー】

変更内容

Cloud Editionマネージャーからのアップグレードインストールにおいて、インストール時に表示される画面をコマンドプロンプトによる対話形式に変更しました。

対処方法

アップグレードインストールする場合は、インストーラの対話指示に従ってインストールし、インストールが完了するまで、コマンドプロンプトを終了しないでください。

また、お客様が作成しているシステムの導入ガイドにアップグレードインストールが記載されている場合、導入ガイドを改版する必要があります。

2.3.4.4 ダッシュボードのカスタマイズ方法の変更について

変更内容

ダッシュボードのカスタマイズで利用するダッシュボード開発環境をインストールする必要がなくなり、Interstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールにWebアクセスして、利用することになりました。

影響

ダッシュボード開発環境を利用できなくなりました。

対処方法

対処は不要です。

2.3.4.5 エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の起動、停止、確認方法の変更

変更内容

エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の起動、停止、確認方法が変更になります。

対処方法

対処は不要です。

2.3.4.6 VDI連携におけるActive Directory 問い合わせエラー時に出力するメッセージについて

変更内容

VDI連携において、以下のエラー時に出力されるメッセージおよびエラー番号を変更しました。

対処方法

他の監視製品において本製品が出力する当該メッセージの監視を行っている場合、監視対象のメッセージの変更が必要です。また、お客様が作成しているシステムの運用ガイドに変更前のメッセージが記載されていた場合、運用ガイドを改版する必要があります。


2.3.4.7 ネットワークビューアの経路探索について

変更内容

ユーティリティパネルの経路探索ボックスの表示箇所を変更しました。

対処方法

対処は不要です。

2.3.4.8 ネットワークビューアの経路探索設定中の画面について

変更内容

経路探索設定中の場合の画面表示を変更しました。

対処方法

対処は不要です。

2.3.4.9 ネットワークビューアの"異常・警告結線のみ表示"について

変更内容

"異常・警告結線のみ表示"のチェックボックスを削除しました。

対処方法

対処は不要です。

2.3.4.10 ネットワークビューアのコントロールボックスについて

変更内容

コントロールボックスから操作できる機能および表示箇所を変更しました。

対処方法

対処は不要です。

2.3.4.11 パスの変更について

変更内容

以下のパスが変更になりました。

表2.3 パスの変更【Windowsマネージャー】

V3.2.0

V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)

インストールフォルダー\CMDB
インストールフォルダー\SWRBAM\CMDB
インストールフォルダー\IAPS\ahs\servers\RCXCT-ext
インストールフォルダー\IAPS\F3FMihs\servers\FJapache
インストールフォルダー\IJEE\nodes\localhost-domain1\CTSV_IBPMMServer
インストールフォルダー\J2EE\ijserver\IBPMMServer\apps\ibpmm.war
インストールフォルダー\IJEE\domain1\applications\ibpmm
表2.4 パスの変更【Linuxマネージャー】

V3.2.0

V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)

/opt/FJSVctdsb-cmdb/CMDB/FJSVcmdbm
/opt/FJSVcmdbm
/var/opt/FJSVCctmg-isas/ahs/servers/RCXCT-ext
/var/opt/FJSVihs/servers/FJapache
/opt/FJSVctmg-ibpm
/opt/FJSVibpm
/var/opt/FJSVctmg-isas/fjje6/nodes/localhost-domain1/CTSV_IBPMMServer/applications/ibpmm
/var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/IBPMMServer/apps/ibpmm.war
/var/opt/FJSVctmg-isas/fjje6/domains/domain1/applications/ibpmm

対処方法

変更対象のパスを使用するコマンドやファイル操作は、変更後のパスに置き換えてから操作してください。

2.3.4.12 ポート番号の変更について

変更内容

ポート番号の変更に伴って、以下のポート番号が新たに使用されるようになります。

以下のポート番号は、本製品を新規インストールする場合に新たに使用されるようになり、管理クライアントとの通信で使用されるようになります。

以下のポート番号は、本製品をアップグレードインストールする場合に継続して使用されます。ほかのサービスで使用されないように、servicesファイルに他のサービスを記述できないようにチェック強化しています。

対処方法

新規インストールする場合には、3502のポート番号が管理クライアントとの通信で使用できるように、ファイアーウォールの設定を変更してください。
その他のポート番号は、本製品インストール前に構築条件チェックツールで使用ポート番号を確認し、変更可能なポート番号は必要に応じて変更してください。

アップグレードインストールする場合には、80のポート番号がservicesファイルに記載されていないか確認してください。記載されている場合は、アップグレードインストール前に以下の対処を実行してください。

2.3.4.13 サービスの変更について

変更内容

同じ機能のサービスを利用する他製品と同一サーバで運用できるように、以下のサービス名が変更になりました。

表2.5 サービスの変更【Windowsマネージャー】

V3.2.0

V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)

ServerView Resource Orchestrator Service Catalog Manager DB Service(IBPMF)

Systemwalker Runbook Automation DB Service

ServerView Resource Orchestrator BPM Analytics eRule Engine

Interstage BPM Analytics eRule Engine

ServerView Resource Orchestrator SQC DCM

Systemwalker SQC DCM

SVRORHTTPServer(RCXCF-API)

Interstage HTTP Server(RCXCF-API)

SVRORHTTPServer(RCXCF-VSYS)

Interstage HTTP Server(RCXCF-VSYS)

SVRORHTTPServer(RCXCT-acnt)

Interstage HTTP Server(RCXCT-acnt)

SVRORHTTPServer(RCXCT-ext)

Interstage HTTP Server(RCXCT-ext)

SVRORHTTPServer(RCXCT-ext2)

Interstage HTTP Server(RCXCT-ext2)

SVRORHTTPServer(RCXCT-int)

Interstage HTTP Server(RCXCT-int)


表2.6 サービスの変更【Linuxマネージャー】

V3.2.0

V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)

FJSVctdsb-sqcdcm

sqcdcm

対処方法

対処は不要です。

2.3.4.14 マネージャーの起動および停止時間について

マネージャーの脆弱性に対応するため、V3.1.2以前と比べてマネージャーの起動時間および停止時間が長くなります。
利用する管理サーバのCPU性能によりますが、V3.1.2以前と比べて1.5~2倍程度長くなります。

対処方法

2.3.4.15 メモリ容量について

変更内容

V3.2.0での機能追加によって、マネージャーの動作に必要なメモリ容量が変更になります。

対処方法

OSがWindowsおよびLinux (for Intel64)の場合は、メモリを増設してください。
OSがLinux (for x86)の場合は、基本ソフトウェアが認識できる物理メモリが16000MB未満のため、Linux (for Intel64)でシステムを構築してください。