変更内容
L-Platform利用申請時のデータディスクのディスク名の初期値を変更しました。
V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)の場合
L-Platformテンプレートで定義されたデータディスクのディスク名は、L-Platform利用申請時に"DISK+通し番号"が初期値として自動的に設定されます。
通し番号は0から連番で付与されます。
V3.2.0の場合
ディスク名は、L-Platform利用申請時にL-Platformテンプレートで設定した値(*)が初期値に設定されます。
*: L-Platformテンプレートでは"DISK+通し番号"が設定されます。通し番号は1から連番で付与されます。
影響
L-Platform利用申請時のデータディスクのディスク名の初期値が変わります。
対処方法
対処は不要です。
変更内容
マネージャーのセットアップおよびアンセットアップを廃止しました。
マネージャーのインストール時にセットアップが実施されます。また、マネージャーのアンインストール時にアンセットアップが実施されます。
対処方法
お客様が作成しているシステムの導入ガイドにセットアップおよびアンセットアップが記載されている場合、導入ガイドを改版する必要があります
変更内容
Cloud Editionマネージャーからのアップグレードインストールにおいて、インストール時に表示される画面をコマンドプロンプトによる対話形式に変更しました。
対処方法
アップグレードインストールする場合は、インストーラの対話指示に従ってインストールし、インストールが完了するまで、コマンドプロンプトを終了しないでください。
また、お客様が作成しているシステムの導入ガイドにアップグレードインストールが記載されている場合、導入ガイドを改版する必要があります。
変更内容
ダッシュボードのカスタマイズで利用するダッシュボード開発環境をインストールする必要がなくなり、Interstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールにWebアクセスして、利用することになりました。
影響
ダッシュボード開発環境を利用できなくなりました。
対処方法
対処は不要です。
変更内容
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の起動、停止、確認方法が変更になります。
V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)の場合
Windows
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の起動
Windowsのコントロールパネルで[管理ツール]から[サービス]を開き、"Systemwalker SQC DCM"のサービスを起動します。
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の停止
Windowsのコントロールパネルで[管理ツール]から[サービス]を開き、"Systemwalker SQC DCM"のサービスを停止します。
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の確認
Windowsのコントロールパネルで[管理ツール]から[サービス]を開き、"Systemwalker SQC DCM"のサービスの状態を確認します。
Linux
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の起動
# /etc/rc2.d/S99ssqcdcm start <RETURN> |
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の停止
# /etc/rc2.d/K00ssqcdcm stop <RETURN> |
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の確認
# /etc/rc2.d/K00ssqcdcm <RETURN> |
V3.2.0の場合
Windows
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の起動
Windowsのコントロールパネルで[管理ツール]から[サービス]を開き、"ServerView Resource Orchestrator SQC DCM"のサービスを起動します。
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の停止
Windowsのコントロールパネルで[管理ツール]から[サービス]を開き、"ServerView Resource Orchestrator SQC DCM"のサービスを停止します。
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の確認
Windowsのコントロールパネルで[管理ツール]から[サービス]を開き、"ServerView Resource Orchestrator SQC DCM"のサービスの状態を確認します。
Linux
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の起動
# /etc/rc2.d/S99FJSVctdsb-sqcdcm start <RETURN> |
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の停止
# /etc/rc2.d/K00FJSVctdsb-sqcdcm stop <RETURN> |
エージェント(Cloud Editionダッシュボード機能)の確認
# /etc/rc2.d/ K00FJSVctdsb-sqcdcm <RETURN> |
対処方法
対処は不要です。
変更内容
VDI連携において、以下のエラー時に出力されるメッセージおよびエラー番号を変更しました。
Active Directory への接続に失敗した場合
Active Directory に存在しないユーザーをVDIユーザーに指定した場合
グループ資格定義ファイルで、Active Directoryに存在しないグループ名を指定した場合
VDIユーザーのNetBIOSドメインが有効でない場合
V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)の場合
前述のエラー条件の場合、以下のメッセージおよびエラー番号が出力されます。
L-Platform利用申請時に表示するダイアログメッセージ
指定したVDIユーザーが無効です。
VDIユーザーの設定を確認してください。
エラーメッセージ
FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=(validate_user:failed to query Active Directory,vmerrno=861,ip={IPアドレス})
V3.2.0の場合
Active Directoryのエラー原因毎に、以下のエラーメッセージとエラー番号が出力されます。
Active Directory への接続に失敗した場合
L-Platform利用申請時に表示するダイアログメッセージ
配備の登録実行時にエラーが発生しました。
テナントID:{テナントID}
エラーコード:VSYS10096
インフラ管理者にご連絡ください。
エラーメッセージ
FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=(validate_user:failed to query Active Directory,vmerrno=861,ip={IPアドレス})
Active Directory に存在しないユーザーをVDIユーザーに指定した場合
L-Platform利用申請時に表示するダイアログメッセージ
指定したVDIユーザー名が無効です。
VDIユーザー名の設定を確認してください。
エラーメッセージ
FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=(validate_user:invalid user name,vmerrno=873,ip={IPアドレス})
グループ資格定義ファイルで、Active Directoryに存在しないグループ名を指定した場合
L-Platform利用申請時に表示するダイアログメッセージ
配備の登録実行時にエラーが発生しました。
テナントID:{テナントID}
エラーコード:VSYS10096
インフラ管理者にご連絡ください。
エラーメッセージ
FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=(validate_user:invalid group name,vmerrno=874,ip={IPアドレス})
VDIユーザーのNetBIOSドメインが有効でない場合
L-Platform利用申請時に表示するダイアログメッセージ
VDIユーザーのNetBIOSドメイン名が無効です。
NetBIOSドメイン名の設定を確認してください。
エラーメッセージ
FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=(validate_user:invalid domain name,vmerrno=875,ip={IPアドレス})
対処方法
他の監視製品において本製品が出力する当該メッセージの監視を行っている場合、監視対象のメッセージの変更が必要です。また、お客様が作成しているシステムの運用ガイドに変更前のメッセージが記載されていた場合、運用ガイドを改版する必要があります。
変更内容
ユーティリティパネルの経路探索ボックスの表示箇所を変更しました。
V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)の場合
ユーティリティパネルの経路情報ボックス内に表示されます。
V3.2.0の場合
ユーティリティパネルのカスタムビュータブ選択時に、フィルターボックス内に表示されます。
なお、フィルターの設定画面において"経路探索"をチェックした場合だけ表示されます。
対処方法
対処は不要です。
変更内容
経路探索設定中の場合の画面表示を変更しました。
V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)の場合
経路探索設定中は、ネットワークビューの上部に"経路絞込み中..."と表示されます。
また、同じくネットワークビューの上部に[解除]ボタンが表示されます。[解除]ボタンをクリックことで経路探索の設定を解除できます。
なお、経路探索設定中は、経路探索ボックス内の[クリア]ボタンは非活性状態になり、クリックできません。
V3.2.0の場合
経路探索設定中は、ネットワークビューの上部に"経路絞込み中..."と[解除]ボタンは表示しません。
経路探索ボックス内の[クリア]ボタンをクリックするか、経路探索ボックスを閉じることにより、経路探索の設定を解除できます。
対処方法
対処は不要です。
変更内容
"異常・警告結線のみ表示"のチェックボックスを削除しました。
V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)の場合
ツールバーに"異常・警告結線のみ表示"のチェックボックスが表示されます。
V3.2.0の場合
ツールバーに"異常・警告結線のみ表示"のチェックボックスは表示しません。
フィルターボックスの"結線状態"(*1)において、フィルタリング条件として"error/warning"を選択することで同等の表示ができます。
*1: ユーティリティパネルのカスタムビュータブ選択時に、フィルターボックス内に表示されます。ただし、フィルター項目の設定において"結線状態"をチェックした場合だけ表示されます。
対処方法
対処は不要です。
変更内容
コントロールボックスから操作できる機能および表示箇所を変更しました。
V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)の場合
ユーティリティパネル内にコントロールボックスが表示され、コントロールボックス内には、以下が表示されます。
拡大/縮小スライダー
[表示初期化]ボタン
[移動]ボタン
V3.2.0の場合
コントロールボックスは削除しました。コントロールボックス内に表示していた機能は、以下のようになります。
"拡大/縮小スライダー"および[表示初期化]ボタンについて
ネットワークビュー画面の右下の位置に移動しました。
[移動]ボタンについて
削除しました。
対処方法
対処は不要です。
変更内容
以下のパスが変更になりました。
V3.2.0 | V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06) |
---|---|
インストールフォルダー\CMDB | インストールフォルダー\SWRBAM\CMDB |
インストールフォルダー\IAPS\ahs\servers\RCXCT-ext | インストールフォルダー\IAPS\F3FMihs\servers\FJapache |
インストールフォルダー\IJEE\nodes\localhost-domain1\CTSV_IBPMMServer | インストールフォルダー\J2EE\ijserver\IBPMMServer\apps\ibpmm.war |
インストールフォルダー\IJEE\domain1\applications\ibpmm |
V3.2.0 | V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06) |
---|---|
/opt/FJSVctdsb-cmdb/CMDB/FJSVcmdbm | /opt/FJSVcmdbm |
/var/opt/FJSVCctmg-isas/ahs/servers/RCXCT-ext | /var/opt/FJSVihs/servers/FJapache |
/opt/FJSVctmg-ibpm | /opt/FJSVibpm |
/var/opt/FJSVctmg-isas/fjje6/nodes/localhost-domain1/CTSV_IBPMMServer/applications/ibpmm | /var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/IBPMMServer/apps/ibpmm.war |
/var/opt/FJSVctmg-isas/fjje6/domains/domain1/applications/ibpmm |
対処方法
変更対象のパスを使用するコマンドやファイル操作は、変更後のパスに置き換えてから操作してください。
変更内容
ポート番号の変更に伴って、以下のポート番号が新たに使用されるようになります。
2511
2512
13200
13201
41320
23851~23878
以下のポート番号は、本製品を新規インストールする場合に新たに使用されるようになり、管理クライアントとの通信で使用されるようになります。
3502
以下のポート番号は、本製品をアップグレードインストールする場合に継続して使用されます。ほかのサービスで使用されないように、servicesファイルに他のサービスを記述できないようにチェック強化しています。
80
対処方法
新規インストールする場合には、3502のポート番号が管理クライアントとの通信で使用できるように、ファイアーウォールの設定を変更してください。
その他のポート番号は、本製品インストール前に構築条件チェックツールで使用ポート番号を確認し、変更可能なポート番号は必要に応じて変更してください。
アップグレードインストールする場合には、80のポート番号がservicesファイルに記載されていないか確認してください。記載されている場合は、アップグレードインストール前に以下の対処を実行してください。
servicesファイルの80ポートを使用しているサービスを無効にする。
変更内容
同じ機能のサービスを利用する他製品と同一サーバで運用できるように、以下のサービス名が変更になりました。
V3.2.0 | V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06) |
---|---|
ServerView Resource Orchestrator Service Catalog Manager DB Service(IBPMF) | Systemwalker Runbook Automation DB Service |
ServerView Resource Orchestrator BPM Analytics eRule Engine | Interstage BPM Analytics eRule Engine |
ServerView Resource Orchestrator SQC DCM | Systemwalker SQC DCM |
SVRORHTTPServer(RCXCF-API) | Interstage HTTP Server(RCXCF-API) |
SVRORHTTPServer(RCXCF-VSYS) | Interstage HTTP Server(RCXCF-VSYS) |
SVRORHTTPServer(RCXCT-acnt) | Interstage HTTP Server(RCXCT-acnt) |
SVRORHTTPServer(RCXCT-ext) | Interstage HTTP Server(RCXCT-ext) |
SVRORHTTPServer(RCXCT-ext2) | Interstage HTTP Server(RCXCT-ext2) |
SVRORHTTPServer(RCXCT-int) | Interstage HTTP Server(RCXCT-int) |
V3.2.0 | V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06) |
---|---|
FJSVctdsb-sqcdcm | sqcdcm |
対処方法
対処は不要です。
マネージャーの脆弱性に対応するため、V3.1.2以前と比べてマネージャーの起動時間および停止時間が長くなります。
利用する管理サーバのCPU性能によりますが、V3.1.2以前と比べて1.5~2倍程度長くなります。
対処方法
マネージャーをメンテナンスする場合は、マネージャーの導入完了時に、マネージャーの起動および停止時間を確認し、メンテナンス運用時間を設計してください。
マネージャーの起動および停止時間は、CPU性能に影響を受けます。このため、管理サーバは、以下の計算式によるCPU性能を推奨します。
CPU周波数 × ソケット数 × コア数の値が8GHz以上 |
変更内容
V3.2.0での機能追加によって、マネージャーの動作に必要なメモリ容量が変更になります。
V3.1.2(T009379LP-05/T009378WP-06)の場合
【Windowsマネージャー】
6656MB
【Linuxマネージャー】
10752MB
V3.2.0の場合
【Windowsマネージャー】
12000MB
【Linuxマネージャー】
16000MB
対処方法
OSがWindowsおよびLinux (for Intel64)の場合は、メモリを増設してください。
OSがLinux (for x86)の場合は、基本ソフトウェアが認識できる物理メモリが16000MB未満のため、Linux (for Intel64)でシステムを構築してください。
Linux (for x86)とは以下を指します。
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.9 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.10 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.11 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.3 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.5 (for x86)
Linux (for Intel64)とは以下を指します。
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.9 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.10 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.11 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.3 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.4 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.5 (for Intel64)