ここでは、旧バージョンとの互換性の維持について説明します。
ここでは、関連製品で発生したエラーの表示/非表示の設定方法について説明します。
コマンドにおいて、関連製品に対する操作でエラーが発生した場合、関連製品名やエラーメッセージなどが表示されます。旧バージョンと同様に、関連製品のエラーを表示しない場合、以下の定義ファイルを設定してください。
注意
ファイルの文字コードはUTF-8にしてください。
Windowsのメモ帳を使用してUTF-8のテキストを編集し保存すると、ファイルの先頭3バイトにByte Order Mark(BOM)が格納され、ファイルの1行目に記載した情報が正しく解析されません。メモ帳を使用する場合、2行目から情報を記述してください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data
参考
上記の格納場所には、定義ファイルのサンプル(product_report.rcxprop.sample)が格納されています。
サンプルを流用する場合、ファイルの内容を変更したあと、ファイル名に含まれる".sample"を削除して配置してください。
product_report.rcxprop
定義ファイルでは、1行ごとに以下の形式で記述します。
項目名=値 |
項目名 | 説明 |
---|---|
product_report | 各リソースに対する操作の結果を取得する際に(コマンドの実行も含む)、返却する情報を従来互換とするか、否かを指定します。
従来互換モードにする場合には、falseを指定します。 省略時は、trueが設定され、新形式で情報を返却します。 また、値が不正な場合は、新形式で情報を返却します。 |
product_report_for_cli | コマンドのエラー出力を、従来互換とするか、否かを指定します。 なお、product_reportがfalseの場合、その値が優先され、本設定値に関わらず従来形式で出力されます。
コマンドのエラー出力に関連製品の情報を出力しない場合には、falseを指定します。 省略時は、trueが設定され、新形式で出力します。 また、値が不正な場合は、新形式で出力します。 |