Assetコンソールでの準備
AssetコンソールとAT間で資産情報の受け渡しを行うために、Assetコンソールを導入したPC(以降、本章ではACと呼びます。)に「Windows Mobile デバイス センター 6.1」をインストールします。
「Windows Mobile デバイス センター 6.1」は、Microsoft社のホームページからダウンロードして、インストールしてください。詳細については、Microsoft社のホームページを参照してください。
ATでの準備
ATで棚卸作業や資産情報の確認を行うために必要となるアプリケーションをインストールします。
ATの操作時には、microSDカードの使用を推奨します。
microSDカードは、アプリケーションデータのほか、棚卸時や資産情報確認時の情報を保存するために使用します。
microSDカードがなくてもデータや情報は保存できますが、バックアップ電池がなくなるとデータや情報が消えることがあるため、microSDカードの使用を推奨しています。
以降でも、microSDカードを使用した手順で説明を行っていきます。
ATでの準備手順は、以下のとおりです。
ATにアプリケーションデータを保存するために「microSDカード」を挿入します。
ACとATを接続します。
ACとATを専用のケーブルで接続します。
ATの設定ツールを起動します。
AT背面のリセットスイッチを押して、ATの[SFT]キー、[CLR]キー、および[F2]キーをATが起動するまで同時に押し続けます。
→以下の画面が表示されます。
[2.インストール]を選択します。
→以下の画面が表示されます。
ACとATの接続方法を選択します。
[ActiveSync]を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
→以下の画面が表示されます。
ACとATを接続します。
[接続手段の選択]で[USB Cable]を選択して、[接続開始]ボタンをクリックします。
→パートナーシップの設定画面が表示されます。
ATでパートナーシップを選択します。
パートナーシップは情報を同期しない設定にしてください。
→PC上の「マイコンピュータ」に「モバイル デバイス」が追加され、AT内のファイルにアクセスできます。
ACからATにアプリケーションのインストールモジュールをコピーします。
エクスプローラなどで、「ACインストールディレクトリ\MultiPad」ディレクトリ配下のすべてのファイルをコピーして、ATのmicroSDカードに保存します。
MultiPadを使用する場合は、「ACインストールディレクトリ\MultiPad」ディレクトリ配下から以下のファイルをコピーしてください。
Config.HHT
FHTScan.ocx
icon_mpad.CAB
icon_mpad.ini
MultiPad V2を使用する場合は、「ACインストールディレクトリ\MultiPadV2」ディレクトリ配下から以下のファイルをコピーしてください。
Config.HHT
icon_mpad.CAB
icon_mpad.ini
なお、microSDカードのディレクトリ名は「\Strage Card1」です。または、環境によって番号が変わる場合は、microSDカードのディレクトリ名は「\Strage Card<数字>」です。
なお、コピーの際にファイルの変換が必要のメッセージが表示されることがありますが、その場合は[OK]ボタンをクリックして進めてください。
ACとATを切断します。
ATで[切断]ボタンをクリックして、[戻る]ボタンをクリックします。
→以下の画面が表示されます。
ATにアプリケーションをインストールします。
[Storage Card]を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
→以下の画面が表示されます。
ATにアプリケーションをインストールします。
[コピー元フォルダ]がmicroSDカードを指定していることを確認して、[次へ]ボタンをクリックします。
→以下の画面が表示されます。
ATへのアプリケーションのインストールを完了します。
[完了]ボタンをクリックします。
→以下の画面が表示されます。
ATの設定ツールを終了します。
[0.終了]を選択します。
→設定ツールが終了されて、ATの電源が切れます。