スクリプト利用時の注意事項は、以下のとおりです。
スクリプトはユーザーが事前に動作検証していることを前提とします。本機能では、ユーザースクリプト自体の妥当性は確認されません。
スクリプトを実行して発生した問題は、すべてユーザーの責任です。
操作がエラーで処理が中断された場合、操作後のスクリプトは実行されません。
ただし、以下の条件を満たす場合、操作がエラーとなってもスクリプトが実行されます。
L-PlatformおよびTenantの"一括電源ON"、"一括電源OFF"の操作時に、一部のL-Serverの操作がエラーになった場合
L-Serverの電源操作を実行したあと、vCenterなどのVM管理製品と通信ができなくなった場合
上記の場合は、PROGRESS="Error"です。
スクリプト内で上記文字列を判別することで、エラーとなった場合にはスクリプトを実行しないようにできます。
操作中にマネージャーを再起動すると、操作前のスクリプトが再実行されます。
スクリプトの実行時、以下のような状態になった場合、スクリプトが実行されたまま復帰していません。該当するプロセスを検索(Windows: タスクマネージャー、Linux: psコマンドなど)し、手動でスクリプトを停止してください。
操作前のスクリプトが復帰しない場合
進捗状況が0% から進まない
FJSVrcx:INFO:21164:スクリプト名:script execution startedのイベントログが出力されている
FJSVrcx:INFO:21165:スクリプト名:script execution completed または FJSVrcx:ERROR:61195:スクリプト名:script error (return value = value )のイベントログが出力されない
操作後のスクリプトが復帰しない場合
FJSVrcx:INFO:21164:スクリプト名:script execution startedのイベントログが出力されている
FJSVrcx:INFO:21165:スクリプト名:script execution completed またはFJSVrcx:ERROR:61195:スクリプト名:script error (return value = value )のイベントログが出力されない
L-PlatformおよびTenantの作成、削除、一括電源操作を実行した場合、L-Serverの作成、削除、電源操作スクリプトは実行されません。