ここでは、L-Platformの配備、削除後に、L-Platformに含まれる仮想L-Serverごとの情報をcsvファイルとして出力する機能について説明します。
前提条件
マネージャーのOSは、Windowsの場合だけサポートします。
管理対象サーバは、VMwareとHyper-Vについてサポートします。
概要
L-Platformの配備、削除を実行すると以下のファイルが生成されます。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\event_handler
出力される契機 | ファイル名 |
---|---|
L-Platform作成後に生成 | xen_desktop_create_info.csv |
L-Platform削除前に生成 | xen_desktop_delete_info.csv |
注) 同時アクセスを防ぐためのロックファイルです。
項目(行番号) | 内容 | |
---|---|---|
ラベル(1行目) | hostname,account,guid,tenantname | |
データ(2行目)以降 | hostname | L-Server名 |
account | ユーザーID | |
guid | 配備したL-ServerのVMホスト上の識別子 | |
tenantname | L-Platformが作成されたテナント名 |
例
出力されるファイルの例は以下のとおりです。
hostname,account,guid,tenantname WDHVQ44KH-S-0001-13,Sample-WDHVQ44KH,6C48D4DD-9F14-3E57-98FC-36F1D64232F9,SampleTenant 0HCVNNJZO-S-0001-15,Sample-0HCVNNJZO-S,6CWE4DD-5T14-3907-9MMV-58F1D64FG999,SampleTenant |
ポイント
csvファイルが存在しない場合は新規に作成されます。
L-Platformが作成/削除されるたびに、csvファイルの末尾の行へ追加されます。
csvファイルは削除されません。不要な場合は手動で削除してください。
利用方法
以下の定義ファイルを作成することで、L-Platform配備後にcsvファイルを出力できます。
定義ファイルの作成、削除後のマネージャーの再起動は必要ありません。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
vmguest_uuid_output.rcxprop
以下の形式で記述します。
CSV_FILE_PATH=csvファイルの出力先 |
例
CSV_FILE_PATH=C:\temp |
CSV_FILE_PATHに指定したパスに、csvファイルを作成します。
以下のどれかの条件をみたす場合、デフォルトの保存場所(インストールフォルダー\etc\event_handler)にcsvファイルを作成します。
指定したパスが存在しない無効なパスである場合
ファイルパスに全角文字を含む場合
CSV_FILE_PATHの定義がない場合
指定したパスは書き込みできるようにしてください。パスは存在するが、書き込み権限が付与されていない場合は、ファイル生成は保障されません。