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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
FUJITSU Software

5.26 rcxadm vmhostctl

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm vmhostctl - VMホストの管理情報の設定変更操作

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm vmhostctl - VMホストの管理情報の設定変更操作


形式

rcxadm vmhostctl commit [-nowait]
rcxadm vmhostctl list {-server server | -pool pool | -tenant tenant}

機能説明

rcxadm vmhostctlは、VMホストで占有される資源量の設定と参照を行うためのコマンドです。

VM種別が"RHEL-KVM"の場合に使用可能です。


サブコマンド

commit

定義ファイルの設定値を反映します。

list

VMホストで占有される資源量を参照します。

なお、定義ファイルを設定しなかったVMホストも表示します。

その場合はデフォルトの設定値を表示します。

表5.17 VMホストの管理情報

項目名

内容

PHYSICAL_SERVER

物理サーバ

SERVER

サーバ(VMホスト)

CPU

設定されているCPU容量

MEMORY

設定されているメモリ量


オプション

-nowait

サブコマンドで指定したVMホストの管理情報の操作が完了するのを待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。

-server server

serverで指定した物理サーバの情報だけ表示します。

-pool pool

poolで指定したプールの範囲内にある物理サーバの情報だけ表示します。
poolの先頭にスラッシュ("/")を入力してください。
リソースフォルダーまたはテナントによって階層化されているpoolを指定する場合、リソースフォルダー名またはテナント名をスラッシュ("/")でつないでください。

  • VMPoolを指定する場合

    /VMPool

  • RCX_FOLDERというリソースフォルダー配下の、RCX_TENANTというテナント配下にある、VMPoolを指定する場合

    /RCX_FOLDER/RCX_TENANT/VMPool

-tenant tenant

tenantで指定したプールの範囲内にある物理サーバの情報だけ表示します。
tenantの先頭にスラッシュ("/")を入力してください。
リソースフォルダーによって階層化されているtenantを指定する場合、リソースフォルダー名をスラッシュ("/")でつないでください。

  • RCX_TENANTを指定する場合

    /RCX_TENANT

  • RCX_FOLDERというリソースフォルダー配下にある、RCX_TENANTを指定する場合

    /RCX_FOLDER/RCX_TENANT


使用例