名前
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm vmhostctl - VMホストの管理情報の設定変更操作
【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm vmhostctl - VMホストの管理情報の設定変更操作
形式
rcxadm vmhostctl commit [-nowait] rcxadm vmhostctl list {-server server | -pool pool | -tenant tenant}
機能説明
rcxadm vmhostctlは、VMホストで占有される資源量の設定と参照を行うためのコマンドです。
VM種別が"RHEL-KVM"の場合に使用可能です。
サブコマンド
定義ファイルの設定値を反映します。
VMホストで占有される資源量を参照します。
なお、定義ファイルを設定しなかったVMホストも表示します。
その場合はデフォルトの設定値を表示します。
項目名 | 内容 |
---|---|
PHYSICAL_SERVER | 物理サーバ |
SERVER | サーバ(VMホスト) |
CPU | 設定されているCPU容量 |
MEMORY | 設定されているメモリ量 |
オプション
サブコマンドで指定したVMホストの管理情報の操作が完了するのを待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。
serverで指定した物理サーバの情報だけ表示します。
poolで指定したプールの範囲内にある物理サーバの情報だけ表示します。
poolの先頭にスラッシュ("/")を入力してください。
リソースフォルダーまたはテナントによって階層化されているpoolを指定する場合、リソースフォルダー名またはテナント名をスラッシュ("/")でつないでください。
例
VMPoolを指定する場合
/VMPool |
RCX_FOLDERというリソースフォルダー配下の、RCX_TENANTというテナント配下にある、VMPoolを指定する場合
/RCX_FOLDER/RCX_TENANT/VMPool |
tenantで指定したプールの範囲内にある物理サーバの情報だけ表示します。
tenantの先頭にスラッシュ("/")を入力してください。
リソースフォルダーによって階層化されているtenantを指定する場合、リソースフォルダー名をスラッシュ("/")でつないでください。
例
RCX_TENANTを指定する場合
/RCX_TENANT |
RCX_FOLDERというリソースフォルダー配下にある、RCX_TENANTを指定する場合
/RCX_FOLDER/RCX_TENANT |
使用例
定義ファイルの設定値を反映する場合
>rcxadm vmhostctl commit <RETURN> |
設定値の参照
>rcxadm vmhostctl list <RETURN>
PHYSICAL_SERVER SERVER CPU MEMORY
---- ---- ----- ----
bx600_1 KVM_1 1.6 (2.0GHz x 8 x 10%) 1.1
bx600_2 KVM_2 3.2 (2.0GHz x 8 x 20%) 2
bx600_3 KVM_3 1.6 (2.0GHz x 8 x 12%) 3.3 |