ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
FUJITSU Software

5.24 rcxvmdisk

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxvmdisk - 仮想L-Server用のディスクリソース構成情報(一部)の出力

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxvmdisk - 仮想L-Server用のディスクリソース構成情報(一部)の出力


形式

rcxvmdisk -dir rcxvmdiskagtコマンドの出力情報を格納したフォルダー

機能説明

rcxvmdiskは、仮想L-Server用のディスクリソース構成情報の一部をXML形式で標準出力に出力するコマンドです。

以下の情報が表示されます。

表5.13 仮想L-Server用のディスクリソース構成情報(一部)

要素名/属性名

内容

VmHost/ip

VMホストの管理LANのIPアドレス

Disk/path

VMホストに認識されているrawデバイスまたはパーティションの絶対パス

Disk/size

VMホストに認識されているrawデバイスまたはパーティションの容量(単位:GB)

出力された情報をファイルに保存し、以下の変更を行うことでrcxadm disk registerコマンドなどの-fileオプションに指定するファイルとして使用できます。

オプション

-dir directory

dirには、VMホストごとに実行したrcxvmdiskagtコマンドの出力情報を格納したフォルダー名を指定します。

注意

  • -dirオプションに指定するフォルダーを事前に作成し、そのフォルダーにVMホストごとに実行したrcxvmdiskagtコマンドの出力情報を保存したファイルを格納しておく必要があります。また、それらのファイルの拡張子は"xml"である必要があります。

    "xml"以外の拡張子のファイルがフォルダー内に格納されていた場合、そのファイルは無視されます。

    拡張子が"xml"の場合、処理対象として扱われるため、以下を実施しないでください。

    • -dirに指定したフォルダーにrcxvmdiskagtコマンドの出力情報を保存したファイル以外を格納する

    • 本コマンドの標準出力をリダイレクトする

  • -dirオプションに指定するフォルダーは、絶対パス、相対パスのどれも指定できます。

  • -dirオプションに指定したフォルダーにrcxvmdiskagtコマンドの出力情報を保存したファイルが格納されていなかった場合、VmHostタグ、およびその子要素を除くほかのタグだけ出力されます。


使用例

注意

  • 本コマンドはOSの管理者権限をもつユーザーアカウントで実行してください。

  • 本コマンドの出力情報はrcxadm disk registerコマンドやrcxadm disk modifyコマンドの入力情報になります。そのため、出力情報をファイルに保存する必要があります。

  • 本コマンドの出力情報を保存するファイルの名前に制約はありませんが、拡張子は"xml"にしてください。