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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
FUJITSU Software

5.10 rcxadm iscsictl

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm iscsictl - iSCSIブート情報の操作

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm iscsictl - iSCSIブート情報の操作


形式

rcxadm iscsictl register -file file.xml
rcxadm iscsictl unregister -pool pool -disk disk

機能説明

rcxadm iscsictlは、iSCSIブート情報を操作するためのコマンドです。


サブコマンド

register

iSCSIブート情報を登録します。

すでに登録済みのiSCSIブート情報が指定された場合、登録済みの情報はそのまま継続します。

登録内容を変更する場合、unregisterサブコマンドで削除後、registerサブコマンドで再登録します。

ストレージプールへのiSCSI用のブートディスクの登録は、iSCSI用のブートディスクに対応する物理ストレージ装置リソースの割当て方式(シン・プロビジョニングまたはシック・プロビジョニング)に合わせることをお勧めします。
なお、ストレージプールのストレージリソースの割当て方式にはかかわりません。

unregister

iSCSIブート情報の登録を解除します。


オプション

-file file.xml

file.xmlには、iSCSIブート情報を定義したXMLファイルを指定します。

ファイルの定義については、「15.4.2 iSCSIブート情報」を参照してください。

-pool pool

操作対象のリソースプール名を階層で指定します。

リソースフォルダー名 / リソースプール名

-disk disk

削除するディスクリソースを指定します。

注意

リソースプールから登録を解除しているiSCSIブート用のディスクリソースを削除する場合、一度リソースプールへ登録したあと、rcxadm iscsictl unregisterコマンドを実行し、削除してください。