ページの先頭行へ戻る
Interstage List Creator V10.5.0 環境設定・帳票運用編
FUJITSU Software

10.2.1 プリンタ出力方法を決める

【UNIX系OS版】で印刷する場合、プリンタへの出力方法として、以下の方法が指定できます。

プリンタ出力方法は、帳票出力インタフェースで指定してください。詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。

なお、指定しなかった場合は、PostScript出力となります。


以下に、プリンタの出力方法と出力できるプリンタ装置、および出力方法ごとの特長について示します。

プリンタ装置や特長をもとに、プリンタの出力方法を選択してください。

表10.3 プリンタの出力方法

プリンタ出力方法

出力できるプリンタ
装置

帳票出力サーバ

特長

Solaris

Linux for Intel64

Linux for x86

Linux for Itanium

FM出力

  • VSPレーザ単票

  • FMシーケンスで出力する方法です。
    次の文字を出力する場合や、大量印刷を行う場合はこの方法を選択してください。

    • バーコード

    • 利用者定義文字

    • 他社文字(、(株)など)、JEF拡張漢字/非漢字、OASYS拡張文字

  • オーバレイの形式はWindows形式(KOL6)、UNIX形式(KOL5)のいずれかを選択できます。
    ⇒“10.2.2.1 FM出力時のオーバレイ形式を決める

    ただし、帳票の表現力は、文字フォントや文字サイズが限定されるなど、FNP出力、PostScript出力に比べ劣ります。
    ⇒“10.2.2.2 帳票様式情報のサポート一覧

  • FM 出力時は、プリンタのハード設定解像度にかかわらず、240dpi で出力されます。

VSP4620A
VSP4720
VSP4730B

×

×

×

  • VSPレーザ連帳

VSP4902
VSP4971
VSP4980

×

×

×

  • VSPシリアルプリンタ

VSP2740
VSP2740B
VSP3601A
VSP3710A
VSP3710B
VSP3802A
VSP3802B

×

×

×

FNP出力

  • VSPレーザ単票

  • FNPシーケンスで出力する方法です。
    高解像度対応やアウトラインフォント搭載により、大幅に表現力が向上しています。
    次の文字を出力する場合や、大量印刷を行う場合はこの方法を選択してください。

    • バーコード

    • 利用者定義文字

    • 他社文字(、(株)など)、JEF拡張漢字/非漢字、OASYS拡張文字

  • オーバレイの形式はWindows形式(KOL6)、UNIX形式(KOL5)のいずれかを選択できます。
    ⇒“10.2.3.1 FNP出力時のオーバレイ形式を決める

  • FNP出力時は、プリンタのハード設定解像度にかかわらず、以下の解像度で出力されます。

    • 用紙種別が単票の場合:600dpi

    • 用紙種別が連帳の場合:400dpi

VSP4620A
VSP4720
VSP4730B

  • VSP/PS5000レーザ連帳

VSP4902
VSP4971
VSP4980
VSP4951A
PS5600A
PS5600B
PS5230A
PS5230B
PS5110B

×

PostScript出力

  • VSPレーザ単票

  • PostScriptで出力する方法です。
    帳票の表現力を重視した印刷を行いたい場合は、この方法をお勧めします。
    ⇒“10.2.4.1 帳票様式情報のサポート一覧
    ただし、次の項目、文字は出力できません。

    • バーコード

    • 利用者定義文字

    • 他社文字(、(株)など)、JEF拡張漢字/非漢字、OASYS拡張文字

    ⇒“18.1.3 PostScript出力時

  • オーバレイの形式はWindows形式(KOL6)のみ使用できます。

VSP4620A
VSP4720
VSP4730B

×

×

×

  • VSPレーザ連帳

VSP4902
VSP4971
VSP4980

×

×

×

  • PostScriptプリンタ

○:サポート

×:未サポート