ここでは、請求書の得意先名ごとにページ数を初期化して出力する方法を例に説明します。
帳票様式定義画面で、「得意先名」、「ページ番号」、および「総ページ数」を定義します。「ページ番号」、および「総ページ数」は数字項目として定義します。
データ定義画面の[データ定義]タブで、「得意先名」のオペランドに「BREAK」を 指定します。
⇒「得意先名」に対するデータが変わったことを検知します。
データ定義画面の[データ定義]タブで、「ページ番号」のオペランドに「BPAGE」を指定します。
データ定義画面の[データ定義]タブで、「総ページ数」のオペランドに「BTPAGE」を指定します。
例)
データ項目名 | オペランド |
---|---|
得意先名 | BREAK |
ページ番号 | BPAGE |
総ページ数 | BTPAGE |
ポイント
集計表形式、またはフリーフレーム形式の帳票で、BPAGE、またはBTPAGEに制御レベルを指定する場合は、BREAKに指定した制御レベルを指定します。
集計表形式、またはフリーフレーム形式の場合、制御切れを検出したときに改ページする場合に指定します。
BTPAGEを指定する項目は、[データ定義]タブでBREAKを指定した項目よりも後ろに並べます。
この機能は、Windows用帳票サンプル「請求書」、UNIX系OS用帳票サンプル「SEIKYU」で使用しています。