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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

12.6.1 ファイル(Excel)タブ

帳票をExcelファイル出力する場合の情報を設定します。

図12.26 帳票業務情報のプロパティ画面のファイル(Excel)タブ

ポイント

  • 以下の設定は、帳票の出力時に指定することもできます。その場合、帳票出力時の指定が優先されます(帳票出力時の指定にしたがって出力されます)。

    • 格納先ファイル名

    • 明細の出力方法

    • シート名

    帳票出力時の指定、および指定の優先順序については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。

Excelファイルに出力する

帳票をExcelファイルとして出力するかどうかを指定します。Excelファイルとして出力する場合に、チェックボックスをチェックし、以下の項目を指定します。

ここでExcel ファイルに出力すると指定しても、帳票の出力時に変更することもできます。

格納先ファイル名

出力するExcelファイルのファイル名を512バイトで指定します。

入力域の右側の[...]ボタンをクリックすると、デスクトップ配下のファイル名を参照できます。ファイルを参照して指定する場合は、260バイト以内で指定してください。

Excelファイル名は、出力時、またはこの画面のいずれかで必ず指定してください。

注意

  • Excel ファイル名の拡張子には、必ず「. xlsx」を指定してください。

  • フォルダ名のみの指定はできません。

  • 「格納先ファイル名」の前後に入力された半角空白文字は削除されます(すべて半角空白文字とした場合、値が省略されたとみなされます)。

  • 帳票出力サーバがUNIX系OSの場合も、ファイル名のパス名の区切り文字には「円マーク(\)」を指定してください。UNIX系OS上で帳票を出力するときに、「円マーク(\)」が「スラッシュ(/)」に解釈されます。

  • 帳票出力サーバがUNIX系OSの場合、パスの先頭にドライブ名を指定しないでください。
    以下にファイル名が「/home/hozon01/file.xlsx」の場合の指定例を示します。

        指定方法:\home\hozon01\file.xlsx
  • 同一名ファイルがすでに存在するときにExcelファイル出力に失敗した場合は、元のExcelファイルも削除されることがあります。

ポイント

  • 指定されたフォルダが存在しない場合、フォルダが自動生成されます。フォルダには、親フォルダと同じアクセス権が設定されます。アクセス権がない場合は、エラーになります。

  • 同一名ファイルがすでに存在する場合は、アクセス権があれば新しいファイルに置き換えられます。アクセス権がない場合は、エラーになります。

  • データ到着監視時の帳票を出力するユーザは、サービス「ListCREATOR Service」のログオンユーザです。

シート名

出力するExcelシート名を24文字以内で指定します。

以下の文字は使用できません。

    /*?\」「[」「]」:

また、文字列前後の「’」(シングルクォーテーション)も指定できません(文字列間では使用できます)。

ポイント

  • 出力するExcelシート名は、帳票の出力時に指定することもできます。帳票出力時の指定については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。
    出力結果については、オンラインマニュアル“Excelファイル出力機能編”を参照してください。

印刷範囲の縦幅でシートを変えずに出力する

集計表形式の場合、帳票の明細データの出力方法を指定します。

チェックすると、集計表形式の帳票出力時、明細データが印刷範囲の縦幅を超えた場合でも、BREAKによる改ページが発生しない限り、シートを変えずに明細データをそのまま連続して出力できます。

チェックしない場合、帳票の明細データが印刷範囲の縦幅に収まる範囲で出力され、続きの明細データは、次のシートに出力されます(1ページ=1シート)。

バーコード補正情報

Excelファイル出力時にバーコードを補正する場合に、[バーコード補正情報]ボタンをクリックして表示されるExcelファイル出力時のバーコード補正情報設定画面で、バーコード補正情報を設定します。

Excelファイル出力時のバーコード補正情報設定画面については、以下を参照してください。

⇒“12.6.1.1 Excelファイル出力時のバーコード補正情報設定画面

文書情報

生成するExcelファイル情報の文書情報を設定する場合にクリックします。

クリックすると、文書情報設定画面が表示されます。

文書情報設定画面については、以下を参照してください。

⇒“12.6.1.2 文書情報設定画面

12.6.1.1 Excelファイル出力時のバーコード補正情報設定画面

Excelファイル出力時に、出力先の環境に合わせてバーコードの出力結果を補正する情報を設定します。

通常は、設定の必要はありません。出力したバーコードがバーコードリーダーで読み取れない場合に設定してください。

なお、設定できるのは、EAN-128(コンビニエンスストア向け)のバーコードです。

ポイント

  • 印刷時、PDFファイル保存時、またはTIFF出力時のバーコード補正情報については、帳票業務情報のプロパティ画面の以下のタブで設定してください。

      印刷時           :[印刷]タブ
      PDFファイル保存時:[ファイル]タブ
      TIFF出力時       :[ファイル(TIFF)]タブ

    バーコード補正情報は、帳票の出力時に指定することもできます。その場合、帳票出力時の指定が優先されます(帳票出力時の指定にしたがって出力されます)。
    帳票出力時の指定、および指定の優先順序については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。

補正する

Excelファイル出力時にバーコードを補正する場合に、チェックボックスをチェックします。

ドット補正:

バーコードのモジュール幅(各バーの幅)を補正するドット数を1~255の範囲で指定します。ドット数は、1から順に数値を上げ、バーコードの読み取り結果(Excelファイルを印刷した結果)を確認しながら指定してください。

ドット補正解像度:

Excelファイル出力時のドット補正解像度を、以下のいずれかから選択します。

    729614424030040060012002400

この解像度には、出力するExcel ファイルを実際に印刷するプリンタの解像度を指定します。

12.6.1.2 文書情報設定画面

出力するExcelファイルのサブタイトル、および作成者を設定します。

図12.27 文書情報設定画面

サブタイトル

Excelファイルのサブタイトルを256バイト以内で指定します。

サブタイトルは、帳票の出力時に指定するExcel文書情報ファイルでも指定できます。

なお、指定しない場合、サブタイトルは設定されません。

作成者

Excelファイルの作成者を256バイト以内で指定します。

作成者は、帳票の出力時に指定するExcel文書情報ファイルでも指定できます。

なお、指定しない場合、作成者は設定されません。