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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

第12章 帳票業務情報を定義する

ここでは、帳票の出力方法、出力時の動作、および出力後の動作に関する帳票業務情報の定義について説明します。

帳票業務情報は、利用したい出力方法に応じて、帳票定義情報のプロパティ画面で設定します。同時に複数の出力先に帳票を出力したい場合は、利用したいすべての出力方法について設定します。

以下に、出力方法ごとに設定する必要のあるタブを示します。出力方法に応じて、各タブの説明を参照してください。

表12.1 出力方法と設定するタブ

  設定する
        タブ

利用          
したい        
出力方法    

全般

印刷

電子保存

FAX

ファイル

ファイル(Excel)

ファイル(TIFF)

印刷

電子保存

○(*1)

FAX送信

○(*1)

PDFファイル保存

○(*2)

Excelファイル出力

○(*1)

OWFファイル生成

TIFF出力

○(*1)

◎:帳票業務情報のプロパティ、またはユーザアプリケーションで指定必須

○:任意

-:不要

*1:置換フォントの設定のみ有効となります。

*2:フォントのエンベッド(埋め込み)を指定した場合のみ、置換フォントの設定だけ有効になります。

ポイント

  • 帳票様式情報を新規に作成した場合、出力方法は「印刷する」指定になっています。印刷しない場合は、[印刷]タブで「印刷する」チェックボックスのチェックをはずす、または帳票出力時に出力方法を指定してください。

  • [印刷]タブでの設定は、OWFファイル生成時も有効となります。

  • OWFファイル生成は、ユーザアプリケーションでのみ指定できます。詳細は、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。

帳票出力サーバのオペレーティングシステムによって使用できる出力方法や帳票業務情報が異なります。製品サポートの詳細については、オンラインマニュアル“解説編”、またはオンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。

帳票業務情報には、帳票の出力時に指定できるものもあります。帳票の出力時に指定できるものについては、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”の帳票出力インタフェース機能表を参照してください。

List Creatorで定義した帳票業務情報が関連ソフトウェア製品のどの画面でどのように引き継がれているかなど、関連ソフトウェア製品との連携については、以下を参照してください。

以下に、帳票業務情報を設定する手順を示します。

=操作手順=
  1. [スタート]-[プログラム]-[List Creator]-[帳票定義一覧]を選択します。

    ⇒帳票定義一覧画面が表示されます。

  2. 帳票定義一覧画面で、帳票業務情報を定義する帳票を選択し、[ファイル]-[プロパティ]を選択します。

    ⇒帳票業務情報のプロパティ画面が表示されます。

  3. 定義を行います。定義内容については、利用したい出力方法に応じて各タブの説明を参照してください。

    ポイント

    • 帳票を新規に作成した場合、出力方法は「印刷する」指定になっています。印刷しない場合は、[印刷]タブで「印刷する」チェックボックスのチェックをはずす、または帳票出力時に出力方法を指定してください。

  4. 定義が完了したら、定義内容を保存します。プロパティ画面の[OK]ボタンをクリックします。

    ⇒定義内容が保存され、帳票定義一覧画面に戻ります。

ポイント

  • 帳票業務情報は、帳票様式定義画面で定義することもできます。帳票様式定義画面で帳票業務情報のプロパティ画面を表示する場合、以下のいずれかの操作で表示することができます。

    • ツールバーの[帳票業務情報の設定]ボタン をクリックする

    • [ファイル]-[帳票業務情報の設定]を選択する