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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

9.3.5 DB連携タブ

OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と直接連携し、データベース(Oracle)に格納されたデータを入力データとする場合に必要な情報を設定します。データファイルを使用する場合は、変更不要です。

図9.11 データ定義画面のDB連携タブ

ポイント

  • 以下の設定は、帳票の出力時に指定することもできます。その場合、帳票出力時の指定が優先されます(帳票出力時の指定にしたがって出力されます)。

    • 接続先名

    • ユーザ名

    • タイムアウト時間

    帳票出力時の指定、および指定の優先順序については、オンラインマニュアル“旧機能編”を参照してください。

DB接続情報
DBタイプ

入力データの種別を指定します。

データファイル:

データファイルを使用します。

Oracle:

Oracleデータベースにアクセスします。

このタブで「Oracle」を選択してある場合でも、帳票の出力時にテスト用のデータファイルを使用して帳票を出力することもできます。

注意

  • [環境定義]タブの入力データ形式に「XML形式」を指定した場合、「DBタイプ」に「Oracle」を指定できません。

接続先名

データベース(Oracle)に接続するときの接続先のコンピュータ名を指定します。

ユーザ名

データベース(Oracle)に接続するときのユーザ名を指定します。

ポイント

  • データベース(Oracle)に接続するときのパスワードも指定できますが、この画面では指定できません。パスワードは帳票の出力時に指定してください。
    詳細については、オンラインマニュアル“旧機能編”を参照してください。

タイムアウト時間

データベース(Oracle)に接続するときのタイムアウト時間を指定します。

0:

データベース(Oracle)からのデータの抽出が完了するまで待ち合わせます。

1~999:

タイムアウト時間(分)を指定します。

SELECT文(レポート頭書き)

集計表形式でRH(レポート頭書き)パーティションが定義されている帳票レイアウト情報の場合のみ、データベース(Oracle)からRH(レポート頭書き)パーティション用のデータを抽出するためのSQLのSELECT文を指定します。1行は2Kバイト以内で記述してください。複数行記述することもできます。RH(レポート頭書き)パーティション用のデータをデータベース(Oracle)から抽出する必要がない場合(SET演算子やレコード域共用などでデータが取得できる場合)は、省略できます。

SELECT文

データベース(Oracle)からデータを抽出するためのSQLのSELECT文を指定します。データベース(Oracle)と連携する場合は、必ず指定してください。1行は2Kバイト以内で記述してください。 複数行記述することもできます。なお、集計表形式でRH(レポート頭書き)パーティションが定義されている帳票レイアウト情報のRH(レポート頭書き)パーティション用のデータについては、「SELECT文(レポート頭書き)」で指定します。


「SELECT文(レポート頭書き)」、「SELECT文」にSELECT文を定義するときの留意事項を以下に示します。

以下に、変数「%」の指定例を示します。この例では、データ定義画面の[DB連携]タブでSELECT文に変数「%」を指定し、prprintコマンドでの帳票の出力時にSELECT文の「%」を文字定数「第一開発部%」に置換しています。

データ定義画面の[DB連携]タブでのSELECT文の指定
SELECT  部署名,名前  FROM  社員マスタ  WHERE  部署名  LIKE  ’%’;
⇒prprintコマンドでの帳票の出力時に、「prprint -q "第一開発部%" …」と指定します。
⇒SELECT文の「%」が文字定数「第一開発部%」に置換されます。
SELECT  部署名,名前  FROM  社員マスタ  WHERE  部署名  LIKE  ’第一開発部%’;