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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

9.3.3 データ定義タブ

帳票様式定義画面で定義した項目と入力データ・内部データの関連付けや、入力データ中のデータの順序に関する情報を設定します。ただし、集計表形式でRH(レポート頭書き)パーティションが定義されている帳票レイアウト情報の場合、RH(レポート頭書き)パーティションに定義されている項目は、[データ定義(レポート頭書き)]タブで設定します。

帳票様式定義画面で定義した項目と入力データ・内部データを関連付けるには、各データ項目(入力データを扱ったり、演算に使用する項目)に対して演算子を指定します。

演算子については、以下を参照してください。

⇒“9.2.2.1 演算子の種類

入力データ形式が「固定長」の場合は、各データのフィールドの長さ(バイト数)も指定します。

入力データ中の各データの順序は、データ項目名の定義順序で指定します。以下の点に注意し、必要に応じてデータ項目名の順序を並べ替えてください。

ポイント

  • 入力データに項目名ラベル付きデータファイルを使用すると、項目と入力データの並び順を一致させる必要はありません。項目名ラベル付きデータファイルについては、以下を参照してください。

    ⇒“11.4 項目名ラベル付きデータファイルを設計する

集計表形式でRH(レポート頭書き)パーティションが定義されている帳票レイアウト情報で、帳票様式定義画面で新しく「非出力項目(レコードのみ項目)」を定義した場合、どのパーティションにも属さないので、データ定義画面では[データ定義]タブに追加されます。RH(レポート頭書き)パーティションの出力時に非出力項目(レコードのみ項目)を使用したい場合は、[データ定義(レポート頭書き)]タブに移動してください。

注意

  • 集計表形式の帳票レイアウト情報、またはフリーフレーム形式のフレームが定義されている帳票レイアウト情報で演算を指定する場合、必ず演算するタイミングを[拡張定義]タブでCOMPUTE文で指定してください。

  • 集計表形式で、アドオンデータを指定したバーコード項目をRH(レポート頭書き)パーティションに定義した場合、アドオンデータの非出力項目(レコードのみ項目)を[データ定義(レポート頭書き)]タブに移動してください。

  • アドオンデータを指定したバーコード項目をRH(レポート頭書き)以外のパーティションに定義した場合、アドオンデータの非出力項目(レコードのみ項目)を[データ定義]タブに移動してください。

  • クエリ機能を使用してデータベースと連携する場合、入力データの必要なデータ項目の順序と、クエリ定義の印刷フィールドの順序を一致させる必要があります。入力データの必要な項目の順序を変更した場合は、必ずクエリ定義を更新してください。

図9.6 データ定義画面のデータ定義タブ

データ項目名

入力データを扱ったり、演算に使用する項目名が表示されます。ここでは項目名の変更はできません。

集計表形式でRH(レポート頭書き)パーティションが定義されている帳票レイアウト情報の場合、RH(レポート頭書き)パーティションに定義されているデータ項目は表示されません。ただし、RH(レポート頭書き)パーティションとその他のパーティションで共用されているデータ項目名は、[データ定義(レポート頭書き)]タブ、および[データ定義]タブの両方に表示されます。

集団項目が定義されている場合は、[環境定義]タブの「集団項目の扱い」の指定にしたがって、データ項目名が表示されます。

データ項目名の左側のアイコンは、項目種別を表します。

バイト数

バイト数は、入力データ形式が「固定長」の場合のみ表示されます。

定義されている入力データ中のデータのフィールド長(バイト数)が表示されます。

バイト数は、データ項目を選択し、[編集]ボタンをクリックする、またはデータ項目をダブルクリックして表示されるデータ定義の編集画面で指定します。

数字項目または項目形式(レコード項目形式)が「数字」の非出力項目(レコードのみ項目)の場合、データ中に符号、通貨記号、「カンマ(,)」、および小数点を含めて指定することができます(データ中にこれらが含まれていても、指定された形式に編集されて出力されます)。バイト数は、符号、通貨記号、「カンマ(,)」、および小数点を含まない長さ(帳票様式定義画面で項目を選択して表示されるプロパティ画面の[プロパティ]タブで指定した「項目長」)が初期表示されます。データ中に符号、通貨記号、「カンマ(,)」、および小数点を含めて指定する場合は、「項目長」にこれらを加えた長さをバイト数に指定してください。

繰返し数

カード形式で、入力データ形式が「可変長」、「固定長」、または「CSV形式」の帳票の場合のみ表示されます。

帳票様式定義画面で項目を選択して表示されるプロパティ画面の[レコード情報]タブで指定した繰返し数が表示されます。ここでは繰返し数の変更はできません。

オペランド

定義されているオペランドが表示されます。

オペランドは、データ項目を選択し、[編集]ボタンをクリックする、またはデータ項目をダブルクリックして表示されるデータ定義の編集画面で指定します。

編集

[編集]ボタンをクリックして表示されるデータ定義の編集画面で、バイト数およびオペランドを編集します。データ定義の編集画面は、データ項目をダブルクリックして表示することもできます。データ定義の編集画面の詳細については、デザイナヘルプの“データ定義の編集画面(データ定義の場合)”を参照してください。

図9.7 データ定義の編集画面

上へ↑・下へ↓

データ項目の順序を並べ替えます。

データ定義(レポート頭書き)へ

集計表形式でレポート頭書きパーティション(RH)が定義されている帳票で、「非出力項目(レコードのみ項目)」だけを選択した場合に有効なボタンです。

「非出力項目(レコードのみ項目)」を[データ定義(レポート頭書き)]タブへ移動します。

集団印刷とBREAKを連携する

集計表形式の帳票レイアウト情報、およびフリーフレーム形式でフレームが定義されている帳票レイアウト情報で、BREAKが発生しても、集団印刷の優先順位にしたがって集団印刷する場合に、チェックボックスをチェックします。

詳細については、以下を参照してください。

⇒“●BREAKが発生しても優先順位にしたがって集団印刷する場合