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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

5.2.5 PFパーティションを定義します

次に、PFパーティションを、以下の手順で定義します。

PFパーティションは、以下の手順で操作します。

  1. 下敷きイメージを変更します

  2. PFパーティションのサイズと開始位置を調整します

  3. PFパーティションのグリッドを設定します

  4. 図形(罫線と枠)を定義します

  5. 項目を定義します

下敷きイメージを変更します

帳票様式定義画面に表示されている下敷きイメージを、“5.1.2 準備”で準備した「帳票の最終ページの下敷きイメージ」(PFパーティションが出力されているもの)に変更します。

=操作手順=
  1. [表示]メニューから[下敷きイメージ]を選択します。

    ⇒下敷きイメージ画面が表示されます。

  2. [ファイルの選択]ボタンをクリックします。

    ⇒[ファイルを開く]画面が表示されます。

  3. 下敷きイメージとして読み込むファイル(部署別売上げ一覧.bmp)を選択し、[開く]ボタンをクリックします。

    ⇒選択した下敷きイメージファイルが設定され、下敷きイメージ画面に戻ります。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

    ⇒選択した下敷きイメージが帳票様式画面に表示されます。

PFパーティションのサイズと開始位置を調整します

下敷きイメージに合わせて、PFパーティションの開始位置やサイズを調整します。

=操作手順
  1. [表示]ツールバーから[100%]を選択したり、画面のサイズを調整したりして、下敷きイメージの一番下の部分を定義しやすいようにします。

  2. パーティションの開始位置やサイズを下敷きイメージに合わせて調整します。
    パーティションの開始位置を変更するには、パーティションラベルの位置で、PFパーティションとCF1パーティションの境界線を選択し、移動先までマウスでドラッグします。

    ⇒バーティションのサイズと開始位置が変更されました。

    ポイント

    • パーティションのプロパティ画面を表示して、パーティションの縦幅を指定してサイズの微調整を行うこともできます。

PFパーティションのグリッドを設定します

PFパーティションに出力するのは、集計結果を出力する演算項目と図形(罫線/枠)です。

そのため、以下の箇所にグリッドを設定します。

図5.3 PFパーティションに設定するグリッド

グリッド位置は、以下の基準で設定します。

以下に、PFパーティションにおけるグリッドの設定方法について説明します。

=操作手順=
  1. 5.3を参考に、下敷きイメージに合わせて必要なグリッドを設定します。
    以下に、グリッドの追加について説明します。
    その他の操作(グリッドの削除や間隔の変更など)については、以下を参照してください。

    ⇒“5.2.4 RHパーティションを定義します

    グリッドの追加
    • グリッドを追加する位置のルーラー目盛り上で、マウスの右ボタンをクリックします。

    • コンテキストメニューから「グリッド線の追加」を選択します。

      ⇒指定した位置(項目上端)にグリッド線が追加されました。

  2. 同様に、必要なグリッドをすべて設定します。

図形(罫線と枠)を定義します

設定したグリッドと下敷きイメージにあわせ、パーティション罫線を利用して罫線、網がけを設定します。定義する図形の詳細については、“表5.4 定義するパーティション罫線/枠”を参照してください。

以下に、パーティション枠の定義方法について説明します。

=操作手順=
  1. [パーティション罫線]ツールバーから以下の[パーティション枠]ボタンを選択し、図形を配置する範囲をドラッグします。

    ⇒選択した範囲に枠が作成されました。

  2. 定義したパーティション枠を選択し、ダブルクリックします。

    ⇒パーティション枠のプロパティ画面が表示されます。

  3. 罫線や色などのプロパティを設定します。
    [罫線属性]タブで、以下のように設定します。

      線種     :実線
    線幅 1.0pt
    :黒
    線端 以下のアイコン(上から2つ目をチェック)

  4. [網がけ属性]タブをクリックします。
    網がけ属性を以下のように設定し、[OK]ボタンをクリックします。

      種類     25.0%
    :水
    枠線表示 :チェック

    ⇒パーティション枠が定義されました

  5. 同様に、必要なその他のパーティション枠やパーティション罫線を定義します。

項目を定義します

設定したグリッドと下敷きイメージにあわせ、項目を配置します。

定義する項目の詳細については、“表5.2 定義する項目(矩形テキスト項目/数字項目)”および“表5.3 定義する項目(固定リテラル項目)”を参照してください。

以下に、演算結果が出力される数字項目(営業1課総売上高)の定義方法について説明します。

=操作手順=
  1. [項目]ツールバーから以下の[数字項目]ボタンをクリックし、項目を配置する範囲をドラッグします。

    ⇒項目が配置されました。

  2. 配置した項目をダブルクリックします。

    ⇒数字項目のプロパティ画面が表示されます。

  3. [プロパティ]タブで、数字項目のプロパティを以下のように設定します。

      項目名       :営業1課総売上高
    項目長 13
    小数部桁数 0
    丸め方法 :データ定義の指定に従う

  4. [フォント]タブをクリックし、以下のように設定します。

      英文フォント MSゴシック
    スタイル :標準
    サイズ 12
    :黒
    英文ピッチ 10.0cpi

  5. [編集形式]タブをクリックし、以下のように設定します。

      分類        :通貨
    編集形式 :¥---,--9

  6. [OK]ボタンをクリックします。

    ⇒数字項目が定義されました。

  7. 同様に、他の必要な項目をすべて定義します。