●どのような形式か?
次のような3つの領域で構成される形式です。
1種類の明細票を定義できます。
合計を自動計算して出力できるので、売上伝票や請求書などに適しています。「小計」、「合計」などの種類の違う合計が必要な場合は、フリーフレーム形式または集計表形式を選択してください。
図1.10 伝票形式
●特長
設計時に定義したイメージで帳票が出力されます。
図1.11では、ボディ内に行が8件分ありますが、出力するデータが5件でも、テイル(合計など)が上につめられることなく、6件目以降は空白のままで出力されます。
行の段組数/折返し数が設定できるので、横方向に折り返すことができます。
図1.11では、段組数に「2」、折返し数に「4」を指定しています。
図1.11 伝票形式(段組数/折返し数設定)
入力データは、ボディ内の明細1件に対して以下のデータを指定します。
入力データ形式が「可変長」、「固定長」、または「CSV形式」の場合、ボディ内の明細1件に対して1レコード(行)指定します。
入力データ形式が「XML形式」の場合、ボディ内の明細1件に対してボディ部集団項目の要素を1つ指定します。
ボディ部集団項目については、以下を参照してください。
特定の項目(例えば「得意先名」)に対するデータが変わるタイミングで改ページ(1伝票の発行)できます。この項目は、1つだけ指定できます。
ポイント
例えば、1伝票ごとに合計などの演算を行いたい場合で、1伝票が複数ページにまたがる場合は、途中のページに累計が出力されます。途中のページに累計を出力したくない場合は、集計表形式を使用してください。