仮想環境から物理環境または物理環境から仮想環境へクリップボードを経由して情報のコピーを禁止したときのログです。ログは、両方の環境で採取されます。
採取するために設定するポリシー
[端末初期設定]画面、[ユーザーポリシー設定]画面、または管理コンソール起動直後の画面(CTポリシー設定画面)で設定します。
[クリップボード]の[異なる環境間でのクリップボード操作禁止]を[禁止する]に設定します。
表示内容
参照できるログの内容は以下のとおりです。
[名称]:クライアント(CT)の名称
[発生日時]:クライアント(CT)におけるログ採取日時
[ユーザー名]:クライアント(CT)のログオンユーザー名
[ドメイン名]:ドメインにログオン時はクライアント(CT)のドメイン名、ローカルコンピュータにログオン時は、クライアント(CT)のコンピュータ名
[種別]:[クリップボード操作禁止](固定値)
[区分]:違反
[付帯]:付帯(原本)データがある場合は、“1”
[内容]:以下の内容が表示されます。
方向
操作元PC
操作先PC
アプリ名
形式
内容
[内容]の表示例:
形式がテキストの場合
異なる環境間でのクリップボード操作を禁止しました。方向:[仮想側→物理側]、操作元PC[PC001]、操作先PC[PC002]、アプリ名:[Notepad.exe]、形式:[テキスト]、内容:[クリップボードコピー]
形式が画像の場合
異なる環境間でのクリップボード操作を禁止しました。方向:[仮想側→物理側]、操作元PC[PC001]、操作先PC[PC002]、アプリ名:[Notepad.exe]、形式:[画像]、内容:[クリップボードコピー]
形式がファイルの場合
異なる環境間でのクリップボード操作を禁止しました。方向:[仮想側→物理側]、操作元PC[PC001]、操作先PC[PC002]、アプリ名:[Notepad.exe]、形式:[ファイル]、内容:[クリップボードコピー]
[備考]:(表示されません)