ポリシーとしてデバイス禁止を設定すると、クライアント(CT)がインストールされているPCでは、指定したデバイスの使用を禁止できます。
本項では、管理コンソールの[ポリシーツリー]の[デバイス]画面で設定するデバイスについて説明します。
禁止設定が可能なデバイスは、以下のとおりです。
Wi-Fi接続
Bluetooth
PCカード
赤外線通信
シリアルポート/パラレルポート
IEEE1394
注意
使用している環境によって、機能が制限される場合があります
ポリシーを設定した場合、使用している環境によって、機能が制限されることがあります。
詳細は、“1.2.56 デバイス禁止について”を参照してください。
ポリシーの設定から禁止が有効になるまで
ポリシーの設定
[端末初期設定]画面、[ユーザーポリシー設定]画面、または管理コンソール起動直後の画面(CTポリシー設定画面)で設定します。
デバイスが、Wi-Fi接続、BluetoothおよびPCカードの場合は、禁止しても特定の個体については使用を許可できます。
ポリシーの反映
設定したポリシーがデータベースに反映されます。
ポリシーの適用
設定したポリシーがクライアント(CT)に適用されます。
デバイス使用操作
クライアント(CT)でデバイスを使用しようとした場合、以下のどれかの状態になります。
禁止されたデバイスは使用できない
禁止されたデバイスの内、許可された特定の個体は使用できる
禁止されていないデバイスは使用できる
禁止された場合
以下のメッセージが表示されます。
Wi-Fi接続の場合
[S105-ERR003] システム管理者がこのアクセスポイントへのアクセスを禁止しています。(アクセスポイント:<アクセスポイントのSSID>)
Wi-Fi接続以外の場合
[S105-ERR002] システム管理者がこのデバイスへのアクセスを禁止しています。(デバイス:<デバイス名>)