メーカー独自規格のデバイスは禁止できない場合があります。例えば、同一メーカー間でしか接続できない赤外線通信などは禁止できません。
Bluetoothについては、Microsoft社製のBluetooth APIを使用している製品に限り、デバイス禁止の実施やデバイス構成変更ログの取得が可能です。メーカー独自の仕様でBluetoothを制御している場合は、デバイス禁止の実施やデバイス構成変更ログの取得はできません。
Bluetooth接続禁止により接続が切断された場合は、Bluetoothデバイスの登録情報は削除されます。使用するためには、再ペアリングからの操作が必要となります。
複数のデバイスの組合せの場合、1つでも使用が禁止されているデバイスがあると使用できません。
例えば、PCカードの使用を禁止している時には、IEEE1394の使用を禁止していなくても、PCカードタイプのIEEE1394は使用できません。
PCカードは、一部のPCカードを許可し、それ以外を禁止する設定が可能です。
PCカードを許可する場合、製品一致での個体識別となります。
PCカードを個体識別する場合は、個々のポリシーに許可するPCカードの情報を設定する必要があります。USBデバイスのように、管理サーバに登録されているすべてのPCカードを許可する設定はありません。
PCI ExpressCardの使用を禁止するには、PCカードの使用を禁止する必要があります。
PCI ExpressCardの内部インターフェースがUSB接続の場合は禁止できません。
Felica®は禁止できません。
Wi-Fi接続禁止、Bluetooth禁止は、一度接続した後に切断を行うため、数秒間は接続された状態になります。
以下のOSにクライアント(CT)をインストールした場合は、Bluetooth、赤外線、Wi-Fi接続、PCカード、PCI ExpressCard、IEEE1394、シリアルポート/パラレルポートの禁止制御およびログ記録は、ポリシーを設定しても動作しません。
Microsoft® Windows Server® 2003, Standard Edition Service Pack 2
Microsoft® Windows Server® 2003, Enterprise Edition Service Pack 2
Microsoft® Windows Server® 2003 R2, Standard Edition Service Pack 2
Microsoft® Windows Server® 2003 R2, Enterprise Edition Service Pack 2