システム構成の2階層から3階層への変更について、以下の2通りの方法を説明します。
統合管理サーバを新規に追加する場合
既存の管理サーバを統合管理サーバに変更する場合
統合管理サーバを新規に追加する場合
統合管理サーバを新規に構築します。
構築方法は、“導入ガイド”の“導入”を参照してください。
サーバ設定ツールの[サーバ情報設定]画面では、自サーバの情報を設定します。
管理サーバ(管理サーバAおよび管理サーバB)の階層化サービスおよびサーバサービスを停止します。
Active Directory連携やユーザー情報の一元管理を行う場合は、管理サーバにおいて、サーバ設定ツールの[システム設定]画面で、[データ連携方式の設定]の設定項目を統合管理サーバの設定に合わせます。
管理サーバにおいて、サーバ設定ツールの[サーバ情報設定]画面で、以下の情報を設定します。
自サーバの[サーバ区分]を“rootサーバ”から“下位サーバ”に変更します。
統合管理サーバの情報を追加します。
設定項目の詳細は、“導入ガイド”の“サーバ情報を設定する”を参照してください。
統合管理サーバの階層化サービスおよびサーバサービスを起動します。
管理サーバの階層化サービスおよびサーバサービスを起動します。
→管理サーバのサービスが起動されると、統合管理サーバには、配下の管理サーバの情報が自動的に設定されます。
統合管理サーバ直下にクライアント(CT)を接続する場合は、以下のどちらかの操作を実施します。
PCにクライアント(CT)を新規インストールします。
インストール方法は、“導入ガイド”の“クライアント(CT)をインストールする”を参照してください。
既存のクライアント(CT)環境を変更します。
変更方法は、“7.8.1 接続先の管理サーバ/統合管理サーバを変更する”を参照してください。
ログビューア環境および管理コンソール環境を設定します。
以下のどちらかの操作を実施します。
管理コンソールを新規にインストールします。
インストール方法は、“導入ガイド”の“管理コンソールをインストールする”を参照してください。
ログビューアや管理コンソールの、既存の環境を変更します。
変更方法は、“7.9 管理コンソール環境を変更する”または“ログビューアを起動する”を参照してください。
既存の管理サーバを統合管理サーバに変更する場合
統合管理サーバ(旧管理サーバB)は、管理サーバBでのサーバ情報をそのまま利用できるため、変更操作は不要です。
(管理サーバBでは、[サーバ区分]に[root]が設定されています。統合管理サーバに変更しても、[サーバ区分]は同じだからです。)
統合管理サーバ(旧管理サーバB)および管理サーバAの、階層化サービスおよびサーバサービスを停止します。
管理サーバAにおいて、サーバ設定ツールの[サーバ情報設定]画面で、以下の情報を設定します。
自サーバの[サーバ区分]を“rootサーバ”から“下位サーバ”に変更します。
統合管理サーバの情報を追加します。
設定項目の詳細は、“導入ガイド”の“サーバ情報を設定する”を参照してください。
Active Directory連携やユーザー情報の一元管理を行う場合は、管理サーバにおいて、サーバ設定ツールの[システム設定]画面で、[データ連携方式の設定]の設定項目を統合管理サーバの設定に合わせます。
管理サーバCを新規に構築します。
構築方法は、“導入ガイド”の“導入”を参照してください。
サーバ設定ツールの[サーバ情報設定]画面では、以下の情報を設定します。
統合管理サーバの情報を追加します。
設定項目の詳細は、“導入ガイド”の“サーバ情報を設定する”を参照してください。
自サーバの[サーバ区分]に“下位サーバ”を設定します。
統合管理サーバの階層化サービスおよびサーバサービスを起動します。
管理サーバAおよび管理サーバCの階層化サービスおよびサーバサービスを起動します。
→管理サーバのサービスが起動されると、統合管理サーバには、配下の管理サーバの情報が自動的に設定されます。
統合管理サーバ直下にクライアント(CT)を接続する場合は、以下のどちらかの操作を実施します。
PCにクライアント(CT)を新規インストールします。
インストール方法は、“導入ガイド”の“クライアント(CT)をインストールする”を参照してください。
既存のクライアント(CT)環境を変更します。
変更方法は、“7.8.1 接続先の管理サーバ/統合管理サーバを変更する”を参照してください。