ユーザー情報の管理方法を変更できるのは、以下の条件をすべて満たしている場合です。
3階層のシステム構成のとき
構成情報の取り込みで、Active Directoryと連携していないとき
各管理サーバでの管理から統合管理サーバでの一元管理に変更する場合
ユーザー情報を移動します。
DTKTBLCV.EXE(ユーザー定義の移行)コマンドを使用して、各管理サーバで設定した情報を、統合管理サーバに移行します。
コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“DTKTBLCV.EXE(ユーザー定義の移行)”を参照してください。
各管理サーバで、同階層で同名のユーザーグループが存在する場合は、一元化後、ユーザーグループツリー上に同名のグループが作成されます。情報を管理しやすくするために、ユーザーの移動やユーザーグループの削除など、ユーザー情報を整理することを推奨します。
統合管理サーバに接続されている管理コンソールで、移行後のユーザー情報を管理します。
統合管理サーバのサービスを停止します。
サーバ設定ツールを起動し、[システム設定]ボタンをクリックします。
→[システム設定]画面が表示されます。
[Active Directory連携]で[Active Directory連携を行わない]を選択します。
[ユーザー情報の管理]で[統合管理サーバで集中管理する]を選択します。
[設定]ボタンをクリックします。
サービスを起動します。
統合管理サーバでの一元管理から各管理サーバでの管理に変更する場合
統合管理サーバのサービスを停止します。
サーバ設定ツールを起動し、[システム設定]ボタンをクリックします。
→[システム設定]画面が表示されます。
[Active Directory連携]で[Active Directory連携を行わない]を選択します。
[ユーザー情報の管理]で[各管理サーバごとに管理する]を選択します。
[設定]ボタンをクリックします。
サービスを起動します。
移行後のユーザー情報の管理は、各管理サーバに接続されている管理コンソールで実施します。