ユーザーをグループに割り当てるために、該当するグループにユーザーを登録します。
Active Directoryから構成情報を取り込んでいる場合のユーザーの登録については、“構成情報ツリーの表示”を参照してください。
ポイント
ユーザーポリシーを一元管理している場合は、統合管理サーバから操作してください
サーバ設定ツールでユーザーポリシーを一元管理する設定にしている場合は、統合管理サーバでユーザーを追加、更新、移動、削除してください。
ユーザーを登録するには、以下の2通りの方法があります。
ユーザーを1人ずつ登録する
ユーザーをCSVファイルを使用して一括登録する
Active Directory連携を実施していない場合は、1回の操作で登録できる件数は10,000件までです。
Active Directory連携を実施している場合は、1回の操作で、構成情報ツリーのLocalグループ配下に登録できる件数は、10万件までです。
実行するには、管理コンソールに対して[CSVファイル取り込み]権限を持っていることが必要です。権限の設定は、サーバ設定ツールの[管理者情報設定]画面の[詳細権限]で行います。
事前に、割り当てるユーザー情報のCSVファイルを作成しておく必要があります。CSVファイルの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“ユーザー情報”を参照してください。
注意
登録情報を正しく設定してください
登録情報はCSVファイルに正しく設定してください。以降の説明のとおりにCSVファイルが作成されていない場合や、1行でもエラーがある場合は、すべてのユーザーが登録されません(正しく設定されている部分も登録されずに処理が終了します)。したがって、全ユーザーの再登録が必要です。
ユーザーを1人ずつ登録する
手順を以下に示します。
[管理コンソール]を起動します。
[ユーザー設定]メニューから[ユーザーポリシー設定]を選択します。
→[ユーザーポリシー設定]画面が表示されます。
ユーザー一覧およびユーザー属性には、何も表示されません。
ユーザーポリシー一覧には、[端末初期設定]画面の各ポリシーに設定されている初期値が表示されます。
以下のログの採取は、ユーザーポリシーとして設定できません。そのため、[ユーザーポリシー設定]画面の[Windows]の[ログを採取する操作]では、これらのログの採取を選択するボタンはありません。以下のログを採取する場合は、CTポリシーとして設定してください。
ファイル操作ログ
ログオン/ログオフログ
連携アプリケーションログ
ユーザーグループツリーで、ユーザーを登録するユーザーグループを選択します。
ユーザー属性の[新しいユーザーの入力]ボタンをクリックします。
必要な情報をユーザー属性に入力し、[追加]ボタンをクリックします。
入力情報の詳細は、“ユーザー属性”を参照してください。
→ユーザーポリシーとして端末初期設定の値が設定され、確認画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
ユーザーをCSVファイルを使用して一括登録する
CSVファイルを使用してユーザーを一括で割り当てる方法を説明します。
[管理コンソール]を起動します。
[ユーザー設定]メニューから[ユーザーポリシー設定]を選択します。
→[ユーザーポリシー設定]画面が表示されます。
[CSV連携]メニューの[ユーザー情報CSV取り込み]を選択します。
→[ユーザー情報CSV取り込みファイル指定]画面が表示されます。
項目名 | 説明 |
---|---|
[取り込みファイル] | 作成したCSVファイルを指定します。指定方法は、以下のとおりです。
指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。 入力用CSVファイルの仕様については、“リファレンスマニュアル”の“ユーザー情報”を参照してください。 |
[実行ログファイル] | CSVファイルを取り込む際の実行結果を出力するファイルを指定します。このファイルには、取り込み時のエラーも出力されます。指定方法は、以下のとおりです。
指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。 |
[ファイルが存在する場合] | [実行ログファイル]で、すでにログが出力されているファイルを指定した場合の出力方法について選択します。
|
[動作指示] | CSVファイルを取り込む際に、重複する[ユーザー名]があった場合の動作を選択します。
|
[区切り文字] | CSVファイルを作成するときに入力した区切り文字を選択します。選択を間違えると、エラーになります。 |
[文字列の引用符] | CSVファイルを作成するときに入力した文字列の引用符を選択します。
|
以下に、ユーザー情報CSV取り込みファイルの入力例を示します。
'taro','富士通太郎','100000','部長','総務部','5555','資産管理者' 'hanako','富士通花子','100001','課長','総務部','5555',''
上記の情報をすべて入力したあとに、[取り込み開始]ボタンをクリックします。
→[ユーザー情報CSV取り込み状態表示]画面が表示され、CSVファイルの取り込みが開始されます。
エラーがある場合は、[ユーザー情報CSV取り込み状態表示]画面に表示されます。また、同じ内容が実行ログファイルにも出力されます。エラー内容を確認してCSVファイルを修正し、すべてのユーザー情報を再度登録してください。
[ユーザーポリシー設定]画面に戻り、[ユーザー一覧最新表示]ボタンをクリックします。
→CSVファイルから取り込んだユーザー情報が表示されます。