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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

3.3.2 ユーザーを登録する

ユーザーをグループに割り当てるために、該当するグループにユーザーを登録します。

Active Directoryから構成情報を取り込んでいる場合のユーザーの登録については、“構成情報ツリーの表示”を参照してください。

ポイント

ユーザーポリシーを一元管理している場合は、統合管理サーバから操作してください

サーバ設定ツールでユーザーポリシーを一元管理する設定にしている場合は、統合管理サーバでユーザーを追加、更新、移動、削除してください。

ユーザーを登録するには、以下の2通りの方法があります。

ユーザーを1人ずつ登録する

手順を以下に示します。

  1. [管理コンソール]を起動します。

  2. [ユーザー設定]メニューから[ユーザーポリシー設定]を選択します。

    →[ユーザーポリシー設定]画面が表示されます。

    ユーザー一覧およびユーザー属性には、何も表示されません。
    ユーザーポリシー一覧には、[端末初期設定]画面の各ポリシーに設定されている初期値が表示されます。
    以下のログの採取は、ユーザーポリシーとして設定できません。そのため、[ユーザーポリシー設定]画面の[Windows]の[ログを採取する操作]では、これらのログの採取を選択するボタンはありません。以下のログを採取する場合は、CTポリシーとして設定してください。

    • ファイル操作ログ

    • ログオン/ログオフログ

    • 連携アプリケーションログ

  3. ユーザーグループツリーで、ユーザーを登録するユーザーグループを選択します。

  4. ユーザー属性の[新しいユーザーの入力]ボタンをクリックします。

  5. 必要な情報をユーザー属性に入力し、[追加]ボタンをクリックします。
    入力情報の詳細は、“ユーザー属性”を参照してください。

    →ユーザーポリシーとして端末初期設定の値が設定され、確認画面が表示されます。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

ユーザーをCSVファイルを使用して一括登録する

CSVファイルを使用してユーザーを一括で割り当てる方法を説明します。

  1. [管理コンソール]を起動します。

  2. [ユーザー設定]メニューから[ユーザーポリシー設定]を選択します。

    →[ユーザーポリシー設定]画面が表示されます。

  3. [CSV連携]メニューの[ユーザー情報CSV取り込み]を選択します。

    →[ユーザー情報CSV取り込みファイル指定]画面が表示されます。

    項目名

    説明

    [取り込みファイル]
    (必須)

    作成したCSVファイルを指定します。指定方法は、以下のとおりです。

    • フルパスでファイル名を入力する
      入力欄に取り込むCSVファイルまでのパスをフルパスで入力します。

    • [参照]ボタンから入力する
      [取り込みファイルの指定]画面が表示されるので、取り込むCSVファイルを指定したあとに、[開く]ボタンをクリックします。

    指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
    使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    入力用CSVファイルの仕様については、“リファレンスマニュアル”の“ユーザー情報”を参照してください。

    [実行ログファイル]
    (必須)

    CSVファイルを取り込む際の実行結果を出力するファイルを指定します。このファイルには、取り込み時のエラーも出力されます。指定方法は、以下のとおりです。

    • フルパスでファイル名を入力する
      入力欄に出力するログファイルまでのパスをフルパスで入力します。

    • [参照]ボタンから入力する
      [実行ログファイルの指定]画面が表示されるので、出力するログファイルを指定したあとに、[開く]ボタンをクリックします。

    指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
    使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    [ファイルが存在する場合]
    (必須)

    [実行ログファイル]で、すでにログが出力されているファイルを指定した場合の出力方法について選択します。

    • [追記する]
      前回の情報を残した状態で、実行ログを追記します。

    • [上書きする]
      前回の情報は残さずに、実行ログを出力します。

    [動作指示]
    (必須)

    CSVファイルを取り込む際に、重複する[ユーザー名]があった場合の動作を選択します。

    • [中止する]
      重複する[ユーザー名]があった時点で、CSVファイルの取り込みを中止します。なお、中止前までのユーザー情報は取り込まれます。

    • [読みとばす]
      重複する[ユーザー名]だけを取り込みません。重複しない[ユーザー名]のユーザー情報は取り込まれます。

    • [置き換える]
      重複する[ユーザー名]の情報を、取り込む情報で更新します。重複しない[ユーザー名]のユーザー情報はCSVファイルのまま取り込まれます。なお、重複していた場合、ユーザー情報はCSVファイルの情報に置き換えられますが、ユーザーポリシーは変更されません。

    [区切り文字]
    (必須)

    CSVファイルを作成するときに入力した区切り文字を選択します。選択を間違えると、エラーになります。

    [文字列の引用符]
    (必須)

    CSVファイルを作成するときに入力した文字列の引用符を選択します。
    選択を間違えると、以下の不具合が発生します。

    • CSVファイル作成時にダブルクォーテーションを使用し、ここでシングルクォーテーションを選択すると、エラーとなります。

    • CSVファイル作成時にシングルクォーテーションを使用し、ここでダブルクォーテーションを選択すると、ユーザー情報として、シングルクォーテーションが各項目の前後に含まれて登録されます。

    以下に、ユーザー情報CSV取り込みファイルの入力例を示します。

    'taro','富士通太郎','100000','部長','総務部','5555','資産管理者'
    'hanako','富士通花子','100001','課長','総務部','5555',''
  4. 上記の情報をすべて入力したあとに、[取り込み開始]ボタンをクリックします。

    →[ユーザー情報CSV取り込み状態表示]画面が表示され、CSVファイルの取り込みが開始されます。
    エラーがある場合は、[ユーザー情報CSV取り込み状態表示]画面に表示されます。また、同じ内容が実行ログファイルにも出力されます。エラー内容を確認してCSVファイルを修正し、すべてのユーザー情報を再度登録してください。

  5. [ユーザーポリシー設定]画面に戻り、[ユーザー一覧最新表示]ボタンをクリックします。

    →CSVファイルから取り込んだユーザー情報が表示されます。