ユーザーグループポリシーを変更する
管理コンソールでポリシーを更新した場合、すべてのポリシーが更新されます(設定を変更していない箇所については、同じ値で更新されます)。
設定を変更した項目だけポリシーを更新することはできません。
ユーザーグループポリシーの変更手順を説明します。
[管理コンソール]を起動します。
[ユーザー設定]メニューから[ユーザーポリシー設定]を選択します。
→[ユーザーポリシー設定]画面が表示されます。
[ユーザーポリシー設定]画面の表示内容の詳細は、“画面の表示内容”を参照してください。
ユーザーグループツリーから、ポリシーを変更するユーザーグループを選択します。
ポリシーツリーでポリシーを選択し、ポリシーを変更します。
ポリシーの設定項目の説明は、“2.4.1 端末初期設定を行う”を参照してください。
[更新]ボタンをクリックします。
→設定したポリシーは、次回ログオン時からユーザーグループに反映されます。
[ユーザーポリシー設定]画面に表示されている項目について説明します。
Active Directory連携によって取り込まれたユーザーグループ情報や、作成したユーザーグループが表示されます。
最新のユーザーグループツリーの情報を確認する場合は、[ツリー設定]メニューから[ツリー最新表示]を選択します。
[ツリー設定]メニューから[ツリー全展開]を選択すると、すべてのユーザーグループが表示されます。
[ツリー設定]メニューから[ツリー全縮小]を選択すると、ルート直下(ドメイン表示時はドメイン直下)のユーザーグループだけ表示します。
ユーザーグループを選択した時点で、ユーザーグループ単位に設定されているユーザーポリシーは最新表示されます。
ユーザーグループに属するユーザーが表示されます。ユーザー一覧に表示されている項目は、以下のとおりです。
項目名 | 表示される内容 |
---|---|
[適用ポリシー] | ユーザーポリシーとユーザーグループポリシーのどちらが適用されているかが表示されます。
|
[ポリシー非適用] | ユーザーポリシーが適用されているか、いないかが表示されます。
|
[ユーザー名] | Windowsにログオンするユーザー名です(ユーザー名に設定できる「フルネーム」とは異なります)。 |
[使用者名](注) | ユーザー名を使用するユーザーの名前です。 |
[従業員番号](注) | ユーザー名を使用するユーザーの従業員番号です。 |
[役職](注) | ユーザー名を使用するユーザーの役職です。 |
[部署名](注) | ユーザー名を使用するユーザーが所属する部署名です。 |
[部署コード](注) | ユーザー名を使用するユーザーが所属する部署コードです。 |
[備考] | ユーザー名を使用するユーザーの備考情報です。 |
[最終ポリシー取得日時] | 最新のポリシーが設定された日付です。 |
[サーバ(DB)更新日時] | 管理サーバまたは統合管理サーバがクライアント(CT)のポリシーを更新し、データベースに反映した最終日時です(即時更新も含みます)。 |
[登録日時] | ユーザーが登録された日時です。 |
注) Active Directory連携で取り込んだユーザーに関しては、管理コンソールで変更できません。
ツリー構成情報部分で選択したユーザーの属性を入力できます。表示されている[登録済ユーザー件数]に、ユーザーグループ数は含まれません。入力情報は、以下のとおりです。
項目名 | 入力する内容 |
---|---|
[ユーザー名] | Windowsにログオンするためのユーザー名を入力します(ユーザー名に設定できる「フルネーム」とは異なります)。 |
[使用者名] | ユーザー名を使用するユーザーの名前を入力します。 |
[従業員番号] | ユーザー名を使用するユーザーの従業員番号を入力します。 |
[役職] | ユーザー名を使用するユーザーの役職を入力します。 |
[グループ名] | ユーザーグループのグループ名を入力します。 |
[部署名] | ユーザー名を使用するユーザーが所属する部署名を入力します。 |
[部署コード] | ユーザー名を使用するユーザーが所属する部署コードを入力します。 |
[備考] | ユーザー名を使用するユーザーの備考情報を入力します。 |
注1)ユーザーを追加する場合は、入力必須です。
注2)ユーザー情報を更新する場合は、入力できません。
ツリー構成情報部分で選択したユーザーに設定するポリシーを指定できます。
設定内容の詳細は、“2.4.1 端末初期設定を行う”を参照してください。
[ユーザーポリシー設定]画面のメニューバーおよびツールバーについて説明します。
メニューバー | ツール | 機能概要 | |
---|---|---|---|
[ファイル] | [ユーザー/ユーザーグループ検索] | - | [ユーザー/ユーザーグループ検索]画面を表示します。 |
[ユーザーグループ作成] | - | [ユーザーグループ作成]画面を表示します。 | |
[ユーザーグループ削除] | - | [ユーザーグループ削除]画面を表示します。 | |
[ユーザーグループ部門管理者設定] | - | [グループの部門管理者設定]画面を表示します。部門管理者がログオンしている場合は、このメニューを選択できません。 | |
[ユーザーグループ部門管理者情報CSV取り込み] | - | [ユーザーグループ部門管理者情報CSV取り込みファイル指定]画面を表示します。 | |
[ユーザーグループ部門管理者情報CSV出力] | - | [ユーザーグループ部門管理者情報CSV出力ファイル指定]画面を表示します。 | |
[閉じる] | - | [ユーザーポリシー設定]画面を終了します。 | |
[ツリー設定] | [ツリー最新表示] | ユーザーグループツリーの階層状態の最新情報を表示します。 | |
[ツリー全展開] | - | すべてのユーザーグループを表示します。 | |
[ツリー全縮小] | - | ルート直下(ドメイン表示時はドメイン直下)のユーザーグループだけ表示します。 | |
[空のグループは表示しない] | - | 配下にユーザーやユーザーグループが登録されていないユーザーグループを表示しません。 | |
[ユーザーグループ構成反映] | ユーザーグループツリーの階層状態を保存します。 | ||
[CSV連携] | [ユーザー情報CSV取り込み] | - | [ユーザー情報CSV取り込みファイル指定]画面を表示します。 |
[ユーザー情報CSV出力] | - | [ユーザー情報CSV出力ファイル指定]画面を表示します。 |
ユーザーグループポリシーまたは、ユーザーポリシーをコピーする
すでに設定されているユーザーグループポリシーまたは、ユーザーポリシーを、ほかのユーザーグループまたは、ユーザーにコピーする方法を説明します。
ポリシーのコピーを利用すると、同じポリシーをほかのユーザーグループまたは、ユーザーに設定できます。
手順を以下に示します。
[管理コンソール]を起動します。
[ユーザー設定]メニューから[ユーザーポリシー設定]を選択します。
→[ユーザーポリシー設定]画面が表示されます。
コピー元となるユーザーまたは、ユーザーグループを選択します。
ユーザーの場合
ユーザーグループツリーから、コピー元となるユーザーが登録されているユーザーグループを選択します。
[ユーザー一覧]からコピー元となるユーザーを選択します。
ユーザーグループの場合
ユーザーグループツリーからコピー元となるユーザーグループを選択します。
選択したユーザーまたは、ユーザーグループ上で右クリックします。
→ポップアップメニューが表示されます。
表示されたポップアップメニューから[ポリシーコピー]を選択します。
コピー先となるユーザーまたは、ユーザーグループを選択します。
ユーザーの場合
ユーザーグループツリーからコピー先となるユーザーが登録されているユーザーグループを選択します。
[ユーザー一覧]からコピー先となるユーザーを選択します。
ユーザーグループの場合
ユーザーグループツリーからコピー先となるユーザーグループを選択します。
選択したユーザーまたは、ユーザーグループ上で右クリックします。
→ポップアップメニューが表示されます。
表示されたポップアップメニューから[ポリシー貼り付け]を選択します。
→ポリシー複写の確認画面が表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
→コピーしたポリシーは、次回ログオン時に反映されます。
または、コピー先のユーザーがクライアント(CT)にログオンしている場合、そのクライアント(CT)に対して、CTポリシーの即時更新を実施すれば、コピーしたユーザーポリシーが即時に反映されます。