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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

2.4.4 Wi-Fi接続先を登録する

接続を許可するWi-Fi接続先を登録します。登録は、システム管理者または部門管理者が行います。

サーバ設定ツールの[管理者情報設定]画面の[詳細権限]で、[Wi-Fi接続先登録/更新/削除]権限が設定されている必要があります。

[Wi-Fi接続先登録]画面のメニューバー

[Wi-Fi接続先登録]画面のメニューバーについて説明します。

メニューバー

機能概要

[ファイル]

[閉じる]

画面を閉じます。

[CSV連携]

[設定内容の取り込み]

[Wi-Fi接続先情報取り込みファイル指定]画面が表示されます。
Wi-Fi接続先情報を別の管理サーバに移行する場合に使用します。

[設定内容の出力]

[Wi-Fi接続先情報出力ファイル指定]画面が表示されます。
Wi-Fi接続先情報のCSV出力条件を設定し、出力します。

登録する

登録手順は、以下のとおりです。

  1. [管理コンソール]を起動します。

  2. [動作設定]メニューから[Wi-Fi接続先登録]を選択します。

    →[Wi-Fi接続先登録]画面が表示されます。

  3. 以下の情報を入力し、[追加]ボタンをクリックします。

    項目名

    説明

    [Wi-Fi接続先の絞込み]

    [登録されているWi-Fi接続先一覧]に表示するWi-Fi接続先の絞込みを行うことができます。以下から選択します。

    • Wi-Fi接続先名

    • アクセスポイントBSSID

    • DNSサーバIPアドレス

    • 備考
      [キーワード]に入力した文字列を部分一致で表示します。

    [キーワード]

    表示するWi-Fi接続先の検索条件を指定します。

    半角および全角で128文字まで入力できます。

    [検索]

    [Wi-Fi接続先の絞込み]と[キーワード]に指定した条件でWi-Fi接続先の検索を実施します。

    [登録されているWi-Fi接続先一覧]

    登録されているWi-Fi接続先の内容が表示されます。

    以下の情報が表示されます。

    • Wi-Fi接続先名

    • アクセスポイントBSSID

    • DNSサーバIPアドレス

    • 備考

    [設定項目]

    [Wi-Fi接続先名]

    半角で80文字(全角で40文字)まで入力できます。ただし、以下の文字は入力できません。
    ・制御コード
    ・半角空白だけ、または、全角空白だけ(半角空白または全角空白を、先頭または最後尾に設定した場合は、その空白は削除されます)

    本項目は、必ず入力してください。

    [備考]

    半角で128文字(全角64文字)まで入力できます。ただし、以下の文字は入力できません。
    制御コード

    [Wi-Fi接続先情報]

    [アクセスポイントBSSID]

    アクセスポイントのBSSID(Basic Service Set Identifier)を入力します。入力可能な文字はBSSIDの規約に準じます。「XX:XX:XX:XX:XX:XX」または「XX-XX-XX-XX-XX-XX」の形式で入力します(「X」は半角英数字1文字、「:」は半角コロン、「-」は半角ハイフンを表します)。

    [アクセスポイントBSSID]と[DNSサーバIPアドレス]は、どちらか一方を入力してください。両方を入力すると、両方が一致する接続先のみWi-Fi接続が許可されます。

    [DNSサーバIPアドレス]

    DNSサーバのIPアドレス(IPv4/IPv6形式)を入力します。IPv4の場合は数字とピリオド、IPv6の場合は16進数の文字とコロンで、半角45文字まで入力できます。IPv6アドレスを指定する場合は、“1.2.48 IPv6対応について”を参照してください。

    [アクセスポイントBSSID]と[DNSサーバIPアドレス]は、どちらか一方を入力してください。両方を入力すると、両方が一致する接続先のみWi-Fi接続が許可されます。

    [追加]

    Wi-Fi接続先を登録します。
    10,000件まで登録できます。登録数の最大数は10000件ですが、これはUSB/PCカードの登録数と合わせた数になります。

    例)USB/PCカードに30件登録されていれば、最大は9970件です。

    [更新]

    Wi-Fi接続先を更新します。

    [削除]

    登録されているWi-Fi接続先を削除します。

  4. [追加]ボタンをクリックします。

    →[登録されているWi-Fi接続先一覧]に登録内容が表示されます。

2.4.4.1 CSVファイルを利用してWi-Fi接続先を登録する

  1. Wi-Fi接続先一覧ファイルを作成します。
    Wi-Fi接続先一覧ファイルの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“Wi-Fi接続先一覧ファイル”を参照してください。

  2. [管理コンソール]を起動し、[Wi-Fi接続先登録]画面を表示します。

  3. [CSV連携]メニューの[設定内容の取り込み]を選択します。

    →[Wi-Fi接続先情報取り込みファイル指定]画面が表示されます。

    • [取り込みファイル](必須):Wi-Fi接続先一覧ファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイル](必須):実行結果を保存するファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイルが存在する場合]:既存の実行ログファイルが存在する場合は必ず設定してください。
      [追記する]:既存の実行ログファイルに追記する場合に選択します。
      [上書きする]:既存の実行ログファイルに上書きする場合に選択します。

  4. 上記の情報を設定し、[取り込み開始]ボタンをクリックします。

    →[Wi-Fi接続先情報取り込み状態表示]画面が表示されます。

  5. Wi-Fi接続先情報の取り込みが終了すると、[処理状態]に「登録完了」と表示されます。[OK]ボタンをクリックします。

2.4.4.2 登録されているWi-Fi接続先をCSVファイルに出力する

  1. [管理コンソール]を起動し、[Wi-Fi接続先登録]画面を表示します。

  2. [CSV連携]メニューの[設定内容の出力]を選択します。

    →[Wi-Fi接続先情報出力ファイル指定]画面が表示されます。

    • [出力ファイル](必須):Wi-Fi接続先情報を出力するCSVファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイル](必須):実行結果を保存するファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイルが存在する場合]:既存の実行ログファイルが存在する場合は必ず設定してください。
      [追記する]:既存の実行ログファイルに追記する場合に選択します。
      [上書きする]:既存の実行ログファイルに上書きする場合に選択します。

  3. 上記の情報を設定し、[出力開始]ボタンをクリックします。

  4. 出力が完了するとメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。

2.4.4.3 登録されているWi-Fi接続先を変更する

登録済みのWi-Fi接続先情報を出力したCSVファイルを利用して、以下の操作を行うことができます。

手順を以下に示します。

  1. [CSV連携]メニューの[設定内容の出力]を選択し、Wi-Fi接続先情報をCSVファイルに出力します。
    出力方法は、“2.4.4.2 登録されているWi-Fi接続先をCSVファイルに出力する”を参照してください。

  2. 必要に応じてCSVファイルの内容を変更します。

    入力用CSVファイルは、テキストファイルとして編集してください。Microsoft® Excelなどのソフトウェアを使用して編集すると、ダブルクォーテーションなど必要な情報がなくなってしまうことがあります。

    手順1.で出力したCSVファイルの各行の1項目目は、空白になっています。この状態のまま、同じ管理サーバにWi-Fi接続先情報を取り込んだ場合、“重複エラー”となります。したがって、登録情報の重複を避けるため、変更や削除を行わない行を削除してから、管理サーバに取り込むことをおすすめします。

    CSVファイルの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“Wi-Fi接続先一覧ファイル”を参照してください。

    Wi-Fi接続先名、備考、アクセスポイントBSSIDまたはサーバIPアドレスを変更する場合
    1. 1項目目(処理フラグ)に“U”を指定します。

    2. Wi-Fi接続先名、備考、アクセスポイントBSSIDまたはサーバIPアドレスを変更します。CSVファイルを取り込むときは、全項目が記載されている必要があります。Wi-Fi接続先名、備考、アクセスポイントBSSIDまたはサーバIPアドレス以外は、変更しないでください。

    Wi-Fi接続先情報を削除する場合
    1. 1項目目(処理フラグ)に“D”を指定します。

    2. 2項目目(GUID)が指定されていることを確認します。

    Wi-Fi接続先情報を別の管理サーバに移行する場合

    移行後の管理サーバに登録するWi-Fi接続先情報を変更する場合は“Wi-Fi接続先名、備考、アクセスポイントBSSIDまたはサーバIPアドレスを変更する場合”または“Wi-Fi接続先情報を削除する場合”を参照してください。

  3. CSVファイルを保存します。

  4. Wi-Fi接続先情報を取り込む管理サーバで、[CSV連携]メニューの[設定内容の取り込み]を選択します。

    →[Wi-Fi接続先情報取り込みファイル指定]画面が表示されます。

    • [取り込みファイル](必須):Wi-Fi接続先一覧ファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイル](必須):実行結果を保存するファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイルが存在する場合]:既存の実行ログファイルが存在する場合は必ず設定してください。
      [追記する]:既存の実行ログファイルに追記する場合に選択します。
      [上書きする]:既存の実行ログファイルに上書きする場合に選択します。

  5. 上記の情報を設定し、[取り込み開始]ボタンをクリックします。

    →[Wi-Fi接続先情報取り込み状態表示]画面が表示されます。

  6. Wi-Fi接続先情報の取り込みが終了すると、[処理状態]に「登録完了」と表示されます。[OK]ボタンをクリックします。

注意

取り込みに使用したCSVファイルは再利用できません

取り込みに使用したCSVファイルは再利用できません。CSVファイルを使用してWi-Fi接続先情報を変更する場合は、再度、手順1.のCSVファイルの出力から操作を行ってください。