“[ウォッチ]ビューに監視するデータ項目を追加する場合、データ名として識別名を指定します。
識別名は、以下のいずれかです。
識別名のなかに空白を指定する場合には、括弧で識別名を囲む必要があります。以下に例を示します。
LIST (DATA01 OF DATA02)
一意名
デバッグ時には、一意名をCOBOL の言語仕様と同じ範囲で指定できます。
また、ファクトリ定義およびオブジェクト定義に記述されたデータを外部から扱えるように、一意名の指定形式を独自に拡張しています。
COBOLの言語仕様と同じです。制約があるのは、添字と部分参照子の部分です。
添字は以下の形式で指定します。
添字 | {整数 | 一意名[{+ | -}整数 ]| 指標名[{+ | -}整数 ]| 記号定数[{+ | -}整数 ]| 名前付き定数[{+ | -}整数 ]} |
部分参照は以下の形式で指定します。
部分参照子 | (最左端文字位置 :[ 長さ ]) |
最左端文字位置/長さ | {整数 | 一意名[{+ | -}整数 ]| 記号定数[{+ | -}整数 ]| 名前付き定数[{+ | -}整数 ]} |
定義済みオブジェクト一意名は、SUPER を除いて指定できます。
一意名は以下の形式で指定します。下線の部分が、独自に拡張された部分です。
一意名 | [{ポインタ修飾子 | オブジェクト参照修飾子}] データ名
[{IN | OF}データ名 ] ...
[{IN | OF}{ファイル名 | 報告書名 }]
[ ({添字}... ) ]
[ 部分参照子 ] |
ポインタ修飾子 | [(] ...
{ オブジェクト参照修飾子]
{ データ名 [{IN | OF}データ名 ] ... |
(データ名 [{IN | OF}データ名 ]... ({添字}... ) )} |
ADDR関数}
-> [{ データ名 [{IN | OF}データ名 ] ... |
(データ名 [{IN | OF}データ名 ] ... ({添字}... ) )}) -> ] |
オブジェクト参照修飾子 | [ クラス名 [ スーパークラス指定子 ] :: ] [ オブジェクト参照項目 [{IN | OF}データ名 ] ... [ ({添字}... ) ] [ スーパークラス指定子 ] :: ] ... |
スーパークラス指定子 | AS クラス名 |
一意名がクラスの場合は、内部名で指定します。
オブジェクト参照修飾子は、ファクトリ定義またはオブジェクト定義に記述されたデータを外部から扱う場合に指定します。オブジェクト参照修飾子のクラス名は内部名を指定します。
スーパークラス指定子は、スーパークラスのデータを識別する場合にそのスーパークラス名を指定します。スーパークラス名は内部名または外部名を指定します。
条件名
デバッグ時には、条件名をCOBOL の言語仕様と同じ範囲で指定できます。
また、ファクトリ定義およびオブジェクト定義に記述された条件名を外部から扱えるように、条件名の指定形式を独自に拡張しています。
COBOLの言語仕様と同じです。制約があるのは、添字の部分です。
添字は以下の形式で指定します。
添字 | {整数 | 一意名[{+ | -}整数 ]| 指標名[{+ | -}整数 ]| 記号定数[{+ | -}整数 ]| 名前付き定数[{+ | -}整数 ]} |
条件名は以下の形式で指定します。下線の部分が、独自に拡張された部分です。
条件名 | [{ポインタ修飾子 | オブジェクト参照修飾子}] 条件名
[{IN | OF}データ名 ] ...
[{IN | OF}ファイル名]
[ ({添字}... ) ] |
ポインタ修飾子 | [(] ...
{ オブジェクト参照修飾子]
{ データ名 [{IN | OF}データ名 ] ... | (データ名 [{IN | OF}データ名 ]... ({添字}... ) )} | ADDR関数} -> [{ データ名 [{IN | OF}データ名 ] ... | (データ名 [{IN | OF}データ名 ] ... ({添字}... ) )}) -> ] |
オブジェクト参照修飾子 | [ クラス名 [ スーパークラス指定子 ] :: ] [ オブジェクト参照項目 [{IN | OF}データ名 ] ... [ ({添字}... ) ] [ スーパークラス指定子 ] :: ] ... |
スーパークラス指定子 | AS クラス名 |
オブジェクト参照修飾子は、ファクトリ定義またはオブジェクト定義に記述された条件名を外部から扱う場合に指定します。オブジェクト参照修飾子のクラス名は内部名を指定します。
スーパークラス指定子は、スーパークラスのデータを識別する場合にそのスーパークラス名を指定します。スーパークラス名は内部名または外部名を指定します。
指標名
デバッグ時には、指標名をCOBOL の言語仕様と同じ範囲で指定できます。
また、ファクトリ定義およびオブジェクト定義に記述された指標名を外部から扱えるように、指標名の指定形式を独自に拡張しています。
COBOLの言語仕様と同じです。下線の部分が、独自に拡張された部分です。
指標名 | [ オブジェクト参照修飾子] 指標名
[{IN | OF}データ名 ] ...
[{IN | OF}ファイル名] |
オブジェクト参照修飾子 | [ クラス名 [ スーパークラス指定子 ] :: ] [ オブジェクト参照項目 [{IN | OF}データ名 ] ... [ ({添字}... ) ] [ スーパークラス指定子 ] :: ] ... |
スーパークラス指定子 | AS クラス名 |
オブジェクト参照修飾子は、ファクトリ定義またはオブジェクト定義に記述された指標名を外部から扱う場合に指定します。オブジェクト参照修飾子のクラス名は内部名を指定します。
スーパークラス指定子は、スーパークラスのデータを識別する場合にそのスーパークラス名を指定します。スーパークラス名は内部名または外部名を指定します。
特殊レジスタ
デバッグ時には、特殊レジスタをCOBOL の言語仕様と同じ範囲で指定できます。
記号定数
デバッグ時には、記号定数をCOBOL の言語仕様と同じ範囲で指定できます。
名前付き定数
デバッグ時には、名前付き定数をCOBOL の言語仕様と同じ範囲で指定できます。
関数
デバッグ時には、以下の関数を指定できます。
関数 | {ADDR関数 | LENG関数 | LENGTH関数} |
ADDR関数 | FUNCTION ADDR( 引数 ) |
LENG関数 | FUNCTION LENG( 引数 ) |
LENGTH関数 | FUNCTION LENGTH( 引数 ) |
ADDR関数の引数は、内部ブール項目およびオブジェクト参照項目以外の一意名でなければなりません。
LENG関数およびLENGTH関数の引数は、データ項目、文字定数、16 進文字定数、日本語定数のいずれかでなければなりません。