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NetCOBOL V11.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.3.2 ターゲットオプションの設定

プロジェクトごとに、以下のターゲットオプションを設定できます。

ターゲットオプションを設定する

以下の手順で[ターゲット]ページを表示し、ターゲットオプションを設定します。

  1. [依存]または[構造]ビューからCOBOLプロジェクトを選択します。

  2. メニューバーから[ファイル(F)] > [プロパティ(R)]を選択するか、コンテキストメニューから[プロパティ(H)]を選択します。

    →  [プロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 左のペインで[ターゲット]を選択すると[ターゲット]ページが表示されます。

    表6.8 [ターゲット]ページ

    項目

    説明

    ターゲット名

    ターゲット名を指定します。

    初期値として"現在のプロジェクト名"が設定されています。

    ターゲット種別

    出力するターゲット種別を指定します。[実行ファイル]、[ダイナミックリンクライブラリ]が選択できます。初期値では[実行ファイル]が設定されています。

      

    DLL固有の実行用の初期化ファイル(COBOL85.CBR)を使用する

    ターゲット種別がダイナミックリンクライブラリの場合、DLL固有の実行用の初期化ファイルを使用するか否かを指定します。

    選択すると、DLL固有の実行用の初期化ファイルを使用するダイナミックリンクライブラリになります。選択しない場合は、実行可能プログラム(.exe)が格納されているフォルダのCOBOL85.CBRを実行用の初期化ファイルとして扱います。実行用の初期化ファイルの詳細は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“実行用の初期化ファイルとは”を参照してください。

    作成するアプリケーションの形式

    実行可能ファイル(exe)を作成する場合に、アプリケーションが使用するコンソールの種別を指定します。

    COBOLのコンソールを使用するアプリケーション

    ACCEPT文、DISPLAY文の入出力先にCOBOLが作成したコンソールウィンドウを、実行時エラーメッセージの出力先にメッセージボックスを使用する場合に指定します。

    システムのコンソールを使用するアプリケーション

    ACCEPT文、DISPLAY文および実行時エラーメッセージの入出力先としてシステムのコンソール(コマンドプロンプトウィンドウ)を使用する場合に指定します。

    ビルドモード

    ビルドモードとして[リリース]または[デバッグ]を指定します。

    初期値ではデバッグモードが設定されています。

注意

ビルドモードとして[デバッグ]を指定した場合は、ビルド時に翻訳オプション "CHECK(ALL)"が付与されます。