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NetCOBOL V11.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

第6章 ビルド機能

ビルドとは、プロジェクトに定義された内容に従って一連のビルドツールを実行するプロセスです。プロジェクトを新規作成すると、COBOLプログラム用のビルドツールが設定されます。プロジェクトのビルドでは、ビルドツールの設定順序に従ってビルドツールを実行します。また、プロジェクトごとにビルドツールの設定やビルドツールのオプションを設定することができます。

ビルドで翻訳エラーなどの問題が発生した場合、[問題]ビューに問題が表示されます。ビルドの詳細なログは[コンソール]ビューで確認することができます。ビルドのログを表示するには、[コンソール]ビューのツールバーのアイコン([コンソールを開く])から[ビルドコンソール]を選択します。

ポイント

プリコンパイラが検出したエラー情報は[問題]ビューには表示されません。エラー情報は[コンソール]ビューの[ビルドコンソール]に表示されます。

注意

テキストファイルエンコードが"UTF-8"のCOBOLソースファイルをビルドするには、NetCOBOL V10以降が必要です。テキストファイルエンコードは、プロジェクトのプロパティの[リソース]ページの[テキスト・ファイル・エンコード]を確認してください。

ビルドツール

NetCOBOL Studioはビルドツールを組み合わせることでビルド処理を行います。

COBOLプロジェクトを新規作成するとビルドツールとして[COBOLコンパイラ]と[リンカ]が設定されます。また、COBOLプロジェクトを新規作成するときにプリコンパイラを使用することを指示すると、ビルドツールとして [プリコンパイラ]も設定されます。

COBOLプロジェクトにビルドツールとして[リソースコンパイラ]を追加することができます。