COBOLコンパイラに関係するファイルを以下に示します。
COBOLコンパイラが使用するファイル |
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ソースファイル(*.cob、*.cobol、*.cbl) |
登録集ファイル(*.cbl、*.cob、*.cobol) |
画面帳票定義体ファイル(*.smd、*.pmd、*.smu、*.pmu) |
リポジトリファイル(*.rep) |
[依存]ビューの[ソースファイル]フォルダ配下に表示されているソースファイルは、翻訳の対象になります。
COBOLコンパイラによって生成されるファイルを以下に示します。
COBOLコンパイラによって生成されるファイル |
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オブジェクトファイル(*.obj) |
リポジトリファイル(*.rep) |
デバッグ情報ファイル(*.svd) |
翻訳リストファイル(*.lst) |
ソース解析情報ファイル(*.sai) |
以下に翻訳で使用されるファイルの詳細を示します。
ファイルの内容 | ファイル名形式 | 入出力(*1) | 使用・作成条件 | 関連する翻訳オプション | 関連する環境変数 (*2) |
---|---|---|---|---|---|
ソースファイル | 任意のファイル名.cob 任意のファイル名.cobol 任意のファイル名.cbl | I | 必須 | - | - |
任意のファイル名.cbl | I | COPY文を使用するソースプログラムの翻訳時 | LIB | COB_COBCOPY COB_LIBSUFFIX COB_登録集名 | |
画面帳票定義体ファイル | 画面帳票定義体名.smd 画面帳票定義体名.pmd (*3) | I | 画面帳票定義体を使ったソース プログラムを翻訳する場合 | FORMLIB | SMED_SUFFIX |
ソースファイル名.obj | O | 翻訳が正しく行われた場合に生成される | - | - | |
クラス名.rep | I | リポジトリ段落を持つソースプログラムの翻訳時 | REPIN REP | COB_REPIN | |
O | クラス定義が正しく翻訳された場合に生成される | ||||
ソースファイル名.svd ソースファイル名.pdb | O | 翻訳オプションTESTを指定するか、ビルドモードでデバッグモードを設定した場合 | - | - | |
ソース解析情報 | ソースファイル名.sai | O | 翻訳オプションSAI を指定した場合 | SAI | - |
翻訳リストファイル | *.lst | O | 翻訳リストが出力される場合 | - |
*1: 入出力のIとOの意味は次のとおりです。
I: 翻訳の入力ファイル
O: 翻訳の結果出力されるファイル
*2: 環境変数の詳細は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”を参照してください。
*3: 帳票出力するデータのエンコードがUTF-32の場合、UTF-32用定義体変換コマンドを使用してUTF-32用の帳票定義体を作成します。作成されたUTF-32用の帳票定義体は、拡張子が.smuまたは.pmuとなります。
UTF-32用定義体変換コマンドの使用方法は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”を参照してください。
UTF-32用の帳票定義体(.smu/.pmu)は、日本語項目のエンコードがUTF-32の場合に使用されます。この場合、ファイルの検索順序は、.pmu、.smuの順です。
注意
作成された帳票の動作確認やエンハンスなどで定義体を更新する局面がありますが、UTF-32用帳票定義体(.smu/.pmu)は、FORMおよびPowerFORMを用いて直接更新することができません。このような場合、変換元の帳票定義体(.smd/.pmd)を更新してから、再度、UTF-32用定義体変換コマンドで変換する必要があります。
NetCOBOL Studioで資産管理を行う場合には、変換元の帳票定義体(.smd/.pmd)を資産として登録してください。