例えば、COBOLソースファイルの手続き部に以下のPERFORM文を挿入する場合を例に説明します。
PERFORM WITH TEST BEFORE VARYING 繰り返し回数 FROM 1 BY 1 UNTIL 繰り返し回数 > 26
編集するCOBOLソースファイルを、COBOLエディタで開きます。
PERFORM文を挿入する位置にカーソルを合わせます。
[テンプレート]ビューを表示し、挿入するテンプレートパターンを表示します。
ポイント
[テンプレート]ビューに表示されるテンプレートの内容は、アクティブなエディタで開いているファイルの拡張子により異なります。COBOLソースファイル(拡張子が.cob、.cobolまたは.cblであるファイル)を開いている場合、COBOL用のルートカテゴリが表示されます。
挿入するテンプレートパターンを選択し、コンテキストメニューから[引き数の入力]または[引き数を繰り返し入力する]を選択します。
→ [入力支援]ダイアログボックスが表示されます。
PERFORM文の一意名、初期値、増分値などを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
項目 | 説明 |
---|---|
パターンプレビュー | テンプレートのパターンが表示されます。 |
説明 | テンプレートの説明が表示されます。 |
引数値の入力 | テンプレートのパターンが引数を含む場合、[値]フィールドに値を入力します。 パターンが入力引数を含まない場合、この表は表示されません。 |
→ COBOLソースファイルにPERFORM文が挿入されます。
テンプレートパターンに引き数が含まれない場合
テンプレートパターンに引き数が含まれない場合は、以下の手順で挿入します。
[テンプレート]ビューを表示します。
COBOLエディタでソースファイルを開きます。
[テンプレート]ビューに表示されるテンプレートの内容は、アクティブなエディタで開いているファイルの拡張子により異なります。COBOLソースファイル(拡張子が.cob、.cobolまたは.cblであるファイル)を開いている場合、COBOL用のルートカテゴリが表示されます。
COBOLエディタ上で、テンプレートパターンを挿入したい位置にカーソルを置きます。
[テンプレート]ビューから、利用するテンプレートを選択し、コンテキストメニューから[挿入]を選択します。
→ COBOLエディタ上にテンプレートパターンが挿入されます。
以下の操作ができます。
ルートカテゴリの作成
カテゴリの作成
テンプレートの作成
ルートカテゴリの編集
カテゴリの編集
テンプレートの編集
ルートカテゴリまたはカテゴリの削除
テンプレートの削除
ルートカテゴリは以下の手順で作成することができます。
[テンプレート]ビューで「templates.xml」を選択し、コンテキストメニューから[追加] > [ルートカテゴリ]を選択します。または、[テンプレート]ページの[テンプレートのカテゴリ化]から「templates.xml」を選択し、[新規]ボタンをクリックします。
→ [ルートカテゴリの追加]ダイアログボックスが表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | ルートカテゴリ名を入力します。 |
説明 | ルートカテゴリの説明を入力します。 |
ファイル拡張子 | ルートカテゴリと関連付けたファイル拡張子の一覧が表示されます。 |
追加 | [ファイル拡張子の一覧]にファイル拡張子を追加する場合、[追加]ボタンをクリックします。 |
削除 | [ファイル拡張子の一覧]からファイル拡張子を削除する場合、[削除]ボタンをクリックします。 |
上記の項目を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
カテゴリは以下の手順で作成することができます。
[テンプレート]ビューで親となるカテゴリまたはルートカテゴリを選択し、コンテキストメニューから[追加] > [カテゴリ]を選択します。または、[テンプレート]ページの[テンプレートのカテゴリ化]から親となるカテゴリまたはルートカテゴリを選択し、[新規]ボタンをクリックします。
→ [カテゴリの追加]ダイアログボックス([テンプレート]ページから作成する場合は、[カテゴリ/テンプレートの追加]ダイアログボックス)が表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
親名 | 親として選択したカテゴリまたはルートカテゴリが表示されます。 |
カテゴリ | [カテゴリ]をチェックします。 注)[テンプレート」ビューから[追加] > [カテゴリ]を選択した場合は、[テンプレート]が選択不可となり、デフォルトでカテゴリが選択されます。 |
テンプレート | |
名前 | カテゴリ名を入力します。 |
キーワード | [カテテゴリ]がチェックされている場合、入力できません。 |
説明 | カテゴリの説明を入力します。 |
パターン | [カテテゴリ]がチェックされている場合、入力できません。 |
上記の項目を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
テンプレートは以下の手順で作成することができます。
[テンプレート]ビューから親となるカテゴリまたはルートカテゴリを選択し、コンテキストメニューから[追加] > [テンプレート]を選択します。または、[テンプレート]ページの[テンプレートのカテゴリ化]から、親となるカテゴリまたはルートカテゴリを選択し、[新規]ボタンをクリックします。
→ [テンプレートの追加]ダイアログボックス([テンプレート]ページから作成する場合は、[カテゴリ/テンプレートの追加]ダイアログボックス)が表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
親名 | 親として選択したカテゴリまたはルートカテゴリが表示されます。 |
カテゴリ | [テンプレート]をチェックします。 |
テンプレート | |
名前 | テンプレート名を入力します。 |
キーワード | テンプレートのキーワードを入力します。 |
説明 | テンプレートの説明を入力します。 |
パターン | テンプレートのパターンを入力します。 |
上記の項目を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
注意
[キーワード]を入力していない場合、コンテンツアシスト一覧にテンプレートが表示されません。
[パターン]に変数を使用する場合、変数名を“${”と“}”で囲む必要があります。
例) COPY ${原文名}
[パターン]に使用できる変数名は、COBOLの利用者語の規則に従います。COBOLの利用者語については、“COBOL文法書”を参照してください。
以下の手順で、ルートカテゴリの名前、説明および関連付けるファイル拡張子を編集することができます。ユーザ定義のルートカテゴリと同じように、システム定義のルートカテゴリも編集できます。ただし、定義済みのルートカテゴリの名前は編集することができません。
[テンプレート]ビューから編集するルートカテゴリを選択し、コンテキストメニューから[編集]を選択します。または、[テンプレート]ページの[テンプレートのカテゴリ化]から編集するルートカテゴリを選択し、[編集]ボタンをクリックします。
→ [ルートカテゴリの編集]ダイアログボックスが表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | ルートカテゴリ名を編集します。 |
説明 | ルートカテゴリの説明を編集します。 |
ファイル拡張子 | ルートカテゴリと関連付けたファイル拡張子の一覧が表示されます。 |
追加 | [ファイル拡張子の一覧]にファイル拡張子を追加する場合、[追加]ボタンをクリックします。 |
削除 | [ファイル拡張子の一覧]からファイル拡張子を削除する場合、[削除]ボタンをクリックします。 |
上記の項目のうち、変更する項目を編集し、[OK]ボタンをクリックします。
以下の手順で、カテゴリの名前および説明を編集することができます。
[テンプレート]ビューから編集するカテゴリを選択し、コンテキストメニューから[編集]を選択します。または、[テンプレート]ページの[テンプレートのカテゴリ化]から編集するカテゴリを選択し、[編集]ボタンをクリックします。
→ [カテゴリの編集]ダイアログボックスが表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
親名 | 親として選択したカテゴリまたはルートカテゴリが表示されます。 |
カテゴリ | [カテゴリ]がチェックされています。 |
テンプレート | |
名前 | カテゴリ名を編集します。 |
キーワード | [カテテゴリ]がチェックされている場合、入力できません。 |
説明 | カテゴリの説明を編集します。 |
パターン | [カテテゴリ]がチェックされている場合、入力できません。 |
上記の項目のうち、変更する項目を編集し、[OK]ボタンをクリックします。
既存のシステム定義テンプレートおよびユーザ定義テンプレートは、以下の手順で編集することができます。
[テンプレート]ビューから編集するテンプレートを選択し、コンテキストメニューから[編集]を選択します。または、[テンプレート]ページの[テンプレートのカテゴリ化]から編集するテンプレートを選択し、[編集]ボタンをクリックします。
→ [テンプレートの編集]ダイアログボックスが表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
親名 | 親として選択したカテゴリまたはルートカテゴリが表示されます。 |
カテゴリ | [テンプレート]がチェックされています。 |
テンプレート | |
名前 | テンプレート名を編集します。 |
キーワード | テンプレートのキーワードを編集します。 |
説明 | テンプレートの説明を編集します。 |
パターン | テンプレートのパターンを編集します。 |
上記の項目のうち、変更する項目を編集し、[OK]ボタンをクリックします。
カテゴリまたはルートカテゴリ(定義済みのカテゴリを除く)は、以下の手順で削除できます。ユーザ定義およびシステム定義のどちらのカテゴリも削除できます。
[テンプレー]ビューから削除するカテゴリまたはルートカテゴリを選択し、コンテキストメニューから[削除]を選択します。または、[テンプレート]ページの[テンプレートのカテゴリ化]から削除するルートカテゴリまたはカテゴリを選択し、[削除]ボタンをクリックします。
→ [削除]ダイアログボックスが表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
テンプレートは、以下の手順で削除できます。ユーザ定義テンプレートおよびシステム定義テンプレートのどちらも削除できます。
[テンプレート]ビューから削除するテンプレートを選択し、コンテキストメニューから[削除]を選択します。または、[テンプレート]ページの[テンプレートのカテゴリ化]から削除するテンプレートを選択し、[削除]ボタンをクリックします。
→[削除]ダイアログボックスが表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
カテゴリまたはルートカテゴリ下に、テンプレートまたはカテゴリをインポートすることができます。
インポートするファイルが、選択したカテゴリまたはルートカテゴリと同名のカテゴリまたはルートカテゴリを持つ場合、カテゴリとルートカテゴリの内容はマージされます。
ルートカテゴリをインポートして既存のルートカテゴリにマージする場合、既存のルートカテゴリのファイル拡張子関連は変更されないでそのまま残ります。
インポートは以下の手順で行います。
[テンプレート]ページを表示します。
[テンプレートのカテゴリ化]からインポートするテンプレートまたはカテゴリを選択し、[インポート]ボタンをクリックします。
→ [テンプレートのインポート]ダイアログボックスが表示されます。
テンプレートまたはカテゴリのインポート元となるパスおよびファイル(有効な形式のXMLファイル)を選択し、[開く]ボタンをクリックします。
→テンプレートまたはカテゴリがインポートされます。ただし、無効なXMLファイルが選択された場合は、エラーメッセージが表示されます。
テンプレートのインポートでは、テンプレート名を繰り返し使用することができます。
注意
テンプレートまたはカテゴリ(ルートカテゴリを持たないもの)だけを持つXMLファイルは、メインルート(「templates.xml」)にインポートすることはできません。
以下の手順で、テンプレートまたはカテゴリをエクスポートすることができます。
[テンプレート]ページを表示します。
[テンプレートのカテゴリ化]からエクスポートするテンプレートまたはカテゴリを選択し、[エクスポート]ボタンをクリックします。
→ [テンプレートのエクスポート]ダイアログボックスが表示されます。
テンプレートまたはカテゴリのエクスポート先となるパスを選択してXMLファイル名を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
→テンプレートまたはカテゴリがエクスポートされます。
以下の手順で、テンプレート、カテゴリおよびルートカテゴリをすべてエクスポートすることができます。
[テンプレート]ページを表示します。
[すべてエクスポート]ボタンをクリックします。
→ [テンプレートのエクスポート]ダイアログボックスが表示されます。
テンプレートまたはカテゴリのエクスポート先となるパスを選択してXMLファイル名を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
→ テンプレートまたはカテゴリがすべてエクスポートされます。
[テンプレート]ビューのコンテキストメニューを使って、テンプレートの有効化または無効化を切り替えることができます。
有効化されたテンプレートは、エディタの入力支援候補一覧(コンテンツアシスト)に表示されます。
無効化されたテンプレートは、エディタの入力支援候補一覧(コンテンツアシスト)に表示されません。
有効化/無効化の設定は、[テンプレート]ビューから、対象となるテンプレートを選択し、コンテキストメニューから[有効化]または[無効化]を選択します。