ここでは、NSオプションの修正適用作業について説明します。
NSオプションの修正提供方法には、以下の2種類があります。
NS Appliance用のパッチ
NSアプライアンスの修正イメージファイルです。
NSアプライアンスの修正適用を行う場合に使用します。
NS Option Media Pack
NSオプション用クローニングイメージです。
本修正には、NSアプライアンスの修正イメージおよびNSアプライアンスを専用サーバ上で制御する制御プログラムが格納されています。
以下の場合に使用します。
最新のNSアプライアンスと制御プログラムが動作するNSアプライアンス専用サーバを作成する場合
導入済みのNSアプライアンス専用サーバに対して、NSアプライアンスと制御プログラムを最新にする場合
注意
修正を適用するNSアプライアンスを使用しているL-Platformは、NSオプションの保守作業が完了するまで使用できません。
修正適用により、NSアプライアンスのログ情報が削除されます。セッションログなど必要な情報がある場合、修正適用作業を行う前にログ情報を採取してください。ログ情報の採取の詳細については、「5.4.1 ログ情報の採取」を参照してください。
"NS Option Media Pack"を使用して修正を適用する場合、NSアプライアンス専用サーバの再作成が必要です。
以下の場合、"NS Option Media Pack"を使用し、修正を適用してください。
NSアプライアンス専用サーバ上にNSアプライアンスを1つも作成していない場合
作成したNSアプライアンスを使用したL-Platform作成をしていない場合
"NS Appliance用のパッチ"を使用して修正を適用したあと、新たにNSアプライアンスを作成した場合、作成されるNSアプライアンスは以下のようになります。
修正適用を行ったNSアプライアンスと同一のNSアプライアンス専用サーバ上に作成した場合
"NS Appliance用のパッチ"の修正が適用されているNSアプライアンスが作成されます。
修正適用を行ったNSアプライアンスが1つもないNSアプライアンス専用サーバ上に作成した場合
"NS Appliance用のパッチ"の修正が適用されていないNSアプライアンスが作成されます。
"NS Appliance用のパッチ"の修正が適用されたNSアプライアンスを作成したい場合、以下のどちらかの対応を行ってください。
すでに稼動中のNSアプライアンスに対し、"NS Appliance用のパッチ"の修正適用を行う。
"NS Option Media Pack"を使用し、NSアプライアンス専用サーバの再作成を行う。