ここでは、この製品で提供されているサンプルプログラム-sample07-について説明します。
sample07では、印刷ファイルを使って、標準入力から入力したデータを印刷装置に出力するプログラムの例を示します。
印刷ファイルの使い方の詳細は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“行単位のデータを印刷する方法”を参照してください。
概要
標準入力先から英数字のデータを入力し、印刷装置に出力します。データの入力を終了するときには、“/END”に続けて36文字の空白を入力します。
提供プログラム
sample7.cob(COBOLソースプログラム)
Makefile(メイクファイル)
COBOL.CBR(実行用初期化ファイル)
使用しているCOBOLの機能
使用しているCOBOLの文
ACCEPT文
CLOSE文
EXIT文
GO TO文
IF文
OPEN文
WRITE文
翻訳、リンク、実行方法
cobolコマンドを利用する場合
$ cobol -M -o sample7 sample7.cob 最大重大度コードはIで,翻訳したプログラム数は1本です. $ ./sample7 1234567890123456789012345678901234567890 abcde ********sample7******************** /END $
Makefileを利用する場合
$ make $ ./sample7 1234567890123456789012345678901234567890 abcde ********sample7******************** /END $
プログラムが終了すると、印刷装置にデータが出力されます。
1234567890123456789012345678901234567890 abcde********sample7******************** … (注)
注 : このsampleプログラムでは、1回のACCEPT文の実行はデータを40文字入力すると終了となります。したがって、2回目の入力データと3回目の入力データを合わせたデータがプログラムでの2回目のACCEPT文の実行でのデータの入力となります。