ここでは、この製品で提供されているサンプルプログラム-sample04-について説明します。
sample04では、COBOLプログラムから、サブルーチンを呼び出すプログラムの例を示します。
COBOLプログラムの呼出し関係については、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“COBOLプログラムからCOBOLプログラムを呼び出す”を参照してください。
概要
商品コード、商品名、および単価が格納されているマスタファイルの内容を印刷可能文字に変換して、作業用のテキストファイル“work”(カレントディレクトリに作成)に格納します。次に、印刷処理サブプログラム(print.cob)を呼出し、作業用テキストファイルの内容を印刷します。
提供プログラム
sample4.cob(COBOLソースプログラム)
print.cob(COBOLソースプログラム)
s_rec.cbl(登録集原文)
master(マスタファイル)
Makefile(メイクファイル)
COBOL.CBR(実行用初期化ファイル)
使用しているCOBOLの機能
使用しているCOBOLの文
CALL文
DISPLAY文
EXIT文
GO TO文
IF文
MOVE文
OPEN文
READ文
SET文
WRITE文
翻訳、リンク、実行方法
cobolコマンドを利用する場合
$ cobol -M -c -WC,"NOALPHAL" sample4.cob 最大重大度コードはIで,翻訳したプログラム数は1本です. $ cobol -c -WC,"NOALPHAL" print.cob 最大重大度コードはIで,翻訳したプログラム数は1本です. $ cobol -o sample4 sample4.o print.o $ ./sample4 $ cat work | more 0123 定規 0200 0456 ボールペン 0100 0789 分度器 0050 0812 カッター 0250 0823 はさみ 0450 0834 パンチ 0500 0845 蛍光ペン 0100 0856 シャープペン 0200 0867 消しゴム 0100 0878 修正ペン 0300 --継続--
Makefileを利用する場合
$ make $ ./sample4 $ cat work | more 0123 定規 0200 0456 ボールペン 0100 0789 分度器 0050 0812 カッター 0250 0823 はさみ 0450 0834 パンチ 0500 0845 蛍光ペン 0100 0856 シャープペン 0200 0867 消しゴム 0100 0878 修正ペン 0300 --継続--