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NetCOBOL V11.1 入門ガイド
FUJITSU Software

6.2 行順ファイルと索引ファイルの操作(sample02)

ここでは、この製品で提供されているサンプルプログラム-sample02-について説明します。

sample02では、エディタを使って作成したデータファイル(行順ファイル)を読み込み、マスタファイル(索引ファイル)を作成するプログラムの例を示します。

行順ファイルおよび索引ファイルの使い方の詳細は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“ファイル処理”を参照してください。

概要

商品コード、商品名、および単価が入力されているデータファイル(行順ファイル)を読み込み、商品コードを主レコードキー、商品名を副レコードキーとする索引ファイルを作成します。

提供プログラム

使用しているCOBOLの機能

使用しているCOBOLの文

翻訳、リンク、実行方法

プログラムの実行終了後、商品コードをキーとする索引ファイル(master)がsample02のディレクトリに作成されます。

索引ファイル(master)が正しく作成されたことを確認する場合は、ファイルユーティリティを使用してください。ファイルユーティリティの表示コマンドでは、索引ファイルのレコードを表示することができます。使用方法の詳細は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“ファイルユーティリティ”を参照してください。

参考

ソースプログラムのASSIGN句にファイル識別名を記述した場合、プログラムを実行する前にファイルを割り当てる必要があります。ファイルを割り当てるには、ファイル識別名を環境変数名として、使用するファイルの名前をその環境変数に設定します。このsampleでは、データファイル(行順ファイル)を割り当てる環境変数はINFILE、マスタファイル(索引ファイル)を割り当てる環境変数はOUTFILEです。

注意

すでにmasterというファイルが存在する場合、そのファイルの内容は失われます。